Practice Day 1
Morizo Shimizu
プラクティス初日の清水盛三
 
 
  さて、今日プラクティスに同行したのは清水盛三。バッテリーチャージの不具合やロッドの破損など、少々不安なスタートではあったが、湖上ではあの「うるさい」いつものモリゾーぶりを発揮していた。もともとスポーニングベッドを守るオスのバスを釣ることに抵抗があったという清水は、いわゆるサイトフィッシングが苦手だという。ただし、バスを見つけるということに関してはかなりの自信をもっており、この日も朝から「デッカイのおるわ〜!」というセリフを連発していた。
 2年前にバイロン・ベルビックが優勝した際に使っていたビッグサイズのスイムベイトをはじめ、この日の清水はさまざまなルアーをローテーションして「当たりルアー」を捜していたようす。プリプラクティスの際に見つけているという本命スポットではなく、トーナメントで使えるバックアップエリアを捜すことに重点を置いていた。釣りをはじめてしばらくの間は、なかなか口を使ってくれないバスに困っていたようだが、今日はなんとか2尾のバスをキャッチ。もちろん、プラクティスということでフッキングはあまりしなかったのだが、まずまずの感触を得ていたようだ。
 ただし、課題となるのがバスのコンディションの変化への対応だろう。今週の金曜日に満月を迎えることもあり、バスのスポーニングモードはますます加速しそうな気配が漂っている。この変化へうまく対応できるかどうかが上位進出へのキーとなりそうだ。また、ルアーに対してあまり反応しないアフタースポーンと思われるバスが桟橋の下などに浮いているケースが多く、これらのバスをキャッチする手段を見つければ、上位進出の可能性は高まりそうだ。
 プラクティスは残り2日間。トーナメントに向けての大きな自信を得ることができるか否かは、この2日間にかかっている……。

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