Practice Day 2
Byron Velvick
プラクティス2日めの
バイロン・ヴェルヴィック
 


  この日のヴェルヴィックは、メインのエリアではなくバックアップとなるスポットを捜すために時間を費やしていた。比較的数の多い5ポンド前後のバスなら釣ってもトーナメントに影響が少ないということで、写真用にと数尾をキャッチしてくれた。とにかくサービス精神が旺盛で、湖上では絶えず笑い声を響かせていたのが印象深い。ちなみに、4月7日にここクリア・レイクで開催されたWON BASSのウイニングウエイトは39.03ポンド。1尾の平均が8ポンド近いというビッグウエイトが飛び出している。そこで、今回のウイニングウエイトをヴェルヴィックに予想してもらった。「おそらく、1日で40ポンド近いウエイトが出る確率は高いと思う。特に初日はビッグウエイトが連発するんじゃないかな。少なくとも、そこそこ腕のあるアングラーなら25ポンドはイージーなはず。3日間のウエイトは……たぶん、僕の記録を抜くことになるんじゃないかな。90ポンドということになっても不思議じゃないし……自分で記録更新できればいいけどね」。
 「オレの記録も今週限りだ〜!」と笑うヴェルヴィックだが、自身が記録を更新する可能性は低くない。本人も今回のトーナメントにはかなり自信をもっていると話してくれた。
 さて、実際のプラクティスだが、今日のヴェルヴィックを見る限り、再び優勝する可能性は充分に感じられた。プラクティスということでかなり遠慮していたはずだが、この日は5ポンドクラスを筆頭に楽々バスをキャッチ。もちろん、メインにしていたのはサイトフィッシングであった。
 使用していたベイトは、前回同様のスイムベイトやチューブベイト、トラチューブと呼ばれるビッグサイズのチューブベイトも使用していた。現段階で優勝を占うのは性急だが、ヴェルヴィックが優勝する可能性が高いことを感じさせてくれるプラクティスだったといえるだろう。
 また、湖上では、こちらも優勝候補のスキート・リース(前ページ写真左下で「さっき、これくらいのバスを見たよッ」とやっている人)に遭遇。やはり5ポンド前後のバスはイージーだが、超がつくビッグフィッシュの数が少ないと話していた。さて、明日は3年連続のクラシック出場に王手をかけている桐山光太郎に同行する予定になっている。お楽しみに!



船外機の上に立ち、高いアングルからバスを捜す“サイトフィッシング”のメソッド奥義(注:おしっこをしてるのではありません!)

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