B.A.S.S.Western Open 速報
Tournament Day 3


清水盛三、ツアー進出ならず。
桐山孝太郎のクラシック出場は先送りに
 

 
 気になる日本人アングラーだが、期待された桐山孝太郎がリミットメイクを達成できず2尾でのウエイイン。6ポンド3オンスというウエイトにとどまったため、31位へと後退することになってしまった。また、清水盛三も風と濁りに悩まされて1尾のウエイインにとどまり、大きく順位を下げる結果となってしまった。日本人アングラーの中で気を吐いたのが、ノンボーターでの参戦だった安井研介。リミットに1尾届かない4尾でのウエイインだったものの、8ポンド近いビッグフィッシュを持ち込んで16ポンド3オンスというなかなかのウエイト。これが功を奏して安井は40位に入賞、生まれて初めてB.A.S.S.の盾を手にした。
 さて、気になる総合ポイントだが、こちらは日本人にとって残念な結果となってしまった。31位入賞を成し遂げたものの、桐山は6位まで後退。クラシック出場圏となる4位とは、わずか3ポイント差で苦杯をなめる結果となってしまった。総合で20位以内に入ればバスマスター・ツアーへの出場権を獲得できた清水は、総合ポイント23位。残念ながらツアー出場権の獲得はならなかった。
 しかし、桐山は来シーズンのツアーにおいて好成績を収めているため、まだまだクラシック出場のチャンスは残されている。アラバマ州レイク・ユーファウラで開催される次節のツアーに注目したい。また、今回は残念な結果に終わった清水にも、来シーズンのツアー参戦のチャンスは残されている。今年開催されるノーザン、サザン、セントラルいずれかのオープンに出場し、総合で15位以内に入れば来シーズンのツアー参戦権が獲得できるのだ。このオープンには優先出場権があり、ウエスタン・オープンからは総合ポイントの上位40名にその権利が与えられる。清水、そして臼井智浩がその権利を獲得しただけに、こちらにもぜひ注目していただきたい。
 今回は残念ながら日本人アングラーたちの活躍をお伝えできなかったが、ビッグフィッシュも続出し、実に見応えのあるトーナメントだったといえるだろう。今回のトーナメントフィールド、クリア・レイクの紹介なども、いずれbasswaveでお伝えするつもりなので楽しみにしていてほしい。なお、トーナメントの順位はこちら、ウエスタン・オープンの年間総合成績はこちらを参照してほしい。


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