今日はいよいよウエスタン・オープン最終戦の最終日。清水盛三がバスマスター・ツアー進出を、そして桐山孝太郎がバスマスターズ・クラシック出場権を賭けた最後の戦いとなった。
この日は朝から風が強く、やはりサイトフィッシングにはかなり不利な状況の中でのトーナメントとなった。トーナメント前日から吹きはじめた風は湖面を波立たせ、この波によって発生した濁りも強く、多くのアングラーたちは最後まで苦戦を強いられることになってしまった。
ただし、前日よりはやや調子が上向いていたようで、リミットメイクを達成したアングラーは前日の19名から25名へとアップ。10ポンドオーバーこそウエイインされなかったものの、ラリー・ホッパーがこの日最大となる9ポンド14オンスをウエイインするなど、会場は大いに沸いた。
前日までトップに立っていたマーク・カイルは16ポンド5オンスにとどまり、5位へと後退。代わってトップに立ったのは、今日2番手のウエイトとなる26ポンド12オンスを持ち込んだアーロン・マーテンス。マーテンスのウエイトに届く可能性がもっとも高かったのが前日2位につけていたスキート・リースだが、22ポンド2オンスというグッドウエイトを持ち込みながら、マーテンスに10オンス届かずそのままフィニッシュ。ウエスタンの有名アングラーが優勝と準優勝を分け合う結果となった。
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