ウエスタン・オープンも２日めが終了。初日同様、かなりのタフコンディションが続いており、相変わらずローウエイトのトーナメントとなっている。

　初日に首位に立ったスキート・リースはスタート直後にトローリングモーターのトラブルに見舞われたが、パートナーがウエイイン会場までボートを牽引していたこともあり、ボートチェンジをしたあと試合に復帰。トラブルに悩まされながらも見事にリミットメイクを達成し、初日に続いて首位をキープした。２位のブレント・エーラーとの差は２ポンドほど開いており、２度めのB.A.S.S.トーナメント優勝に向けてかなり優位に立ったといえるだろう。ただし、相変わらずのタフコンディションが続いていることもあって、順位はまだまだ分からないといったほうが正解だ。

　また、爆発的なウエイトの可能性も残っており、この日１７ポンド６オンスという驚異的なウエイトを叩き出したのがロブ・バンダーコーイ。バンダーコーイは、このウエイトで初日の５７位から一気に３位まで浮上。前日と同じエリア、同じ釣り方にも関わらずこのウエイトを叩き出したという。逆にいえば、下位のアングラーにもまだまだ可能性が残っているということになるだけに、日本人アングラーたちにも期待したいところだ。その日本人アングラーの中では、初日６位だった桐山孝太郎がジワリと順位を上げて５位。ローウエイトの勝負ということもあって、桐山の優勝の可能性もまだまだ残っているといえるだろう。

３月15日・大会２日め編（２） に続く→