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basswave SPECIAL REPORT
B.A.S.S. Western Open Mar. 11-16,
Lake Mead,
Nevada.
どうなる桐山? どうなるモリゾー?
なんといっても注目したいのは、日本人アングラーの桐山孝太郎と清水盛三。全4戦中2戦を終えた現在の総合ポイントでは桐山が2位、清水が20位。上位4名に与えられるバスマスターズクラシックの出場圏内にいる桐山は、もし出場権を獲得すれば3年連続という快挙だ。また、上位20名に与えられるバスマスター・ツアー参戦権を清水が獲得すれば、シーズン参戦1年めとしてはこちらも快挙だといえるだろう。会場のレイク・ミードはU.S. OPENのトーナメントウォーターとして、アメリカ西部地区ではもっともメジャーなフィールドの1つだ。そして、桐山にとっても清水にとってもレイク・ミードは初めてのフィールドで はない。桐山は2000年のU.S.OPENで4位入賞を果たしており、清水も2000年のJB U.S. CHALLENGEでボーターとして優勝している。どちらにとっても経験のあるフィールドだけに、期待がもてそうだ。また、昨年の同トーナメントで入賞を果たしているだけに、宮崎友輔にも注目し たいところだ。
減水&早春という微妙なコンディション
レイク・ミードがあるのは、ネバダ州ラスベガス郊外。この一帯は雨が非常に少ない砂漠地帯であり、フィールドは荒野のオアシスとい った雰囲気だ。フーバーダムによって誕生したリザーバーではあるが、その規模は日本では考え られない。平水時の面積は琵琶湖よりやや小さいが、リザーバーだけに湖岸線の長さは琵琶 湖の3.6倍。ダムサイトからバックウォーターまでは、200馬力クラスのバスボートで1時間と いったところだ。情報によると、現在のレイク・ミードは平水時より約10mほどの減水状態にあると いう。例年、この時期はスポーニングにはやや早いといった状況だ。昨年の同時期に開催されたトーナメントでは、寒冷前線の通過によってバスがシ ャローから消え、水深3〜4mのディープエリアをねらっていたアングラーが多かった。また、減水状態ということで平水時には冠水しているブッシュなどが陸の上とい う状況のため、今年もディープストラクチャーの攻略が不可欠になりそうな雰囲気だ。このあたりの詳しい状況は、現地からお届けしよう。
活躍が期待されるアングラーたち
ウイナーを予想するのは非常に難しいが、昨年のデータを踏まえて優勝候補を挙 げてみよう。まずは昨年度の優勝者、ジャック・ギャドレッジ。地元ネバダ州に住んでいるギャドレッジはバスマスターツアーにも参戦している 。そして、ディープストラクチャーの攻略が得意なアーロン・マーテンス。マーテンスは現在総合ポイント首位り、タフコンディションに強いだけに注目度 大だ。レイク・ミードを得意とするのが、U.S. OPENで二度の優勝を果たしているジョン ・マーレー。今季からバスマスターツアーにも参戦しており、西部地区では圧倒的な強さを誇 っている。また、水温の上昇とともにサイトフィッシングが有効になった場合、注目したいのが地元アングラーのバイロン・ヴェルヴィックだ。マーレイと同じくU.S. OPENを二度制しており、サイトフィッシングを得意にして いる。バスマスターツアーにも出場しているビッグネームとしては、スキート・リース にも注目したい。大阪のフィッシングショー参加のため来日していたリースだが、その後西部地区のローカルトーナメントで上位入賞を果たすなど、調子は上向い ているようだ。
北米大陸の中でも5本の指に入る大河、コロラド・リバーを堰き止めてレイク・ミードは、第1回B.A.S.S. Bassmaster Classicが開催されたフィールドであり、毎夏恒例となっているWON BASS主催のU.S.OPENもこのリザーバーで開催される。また、JBのUS Challnegeで使用されたことは、まだ記憶に新しいだろう。このコールビル・ベイと呼ばれる場所が、ウェスタン・オープンのウエイイン会場となる。
2002年3月14〜16日にネバダ州レイク・ミードで開催されるB.A.S.S.ウエスタンオープン 。桐山孝太郎、清水盛三など日本人の活躍が期待されるこのトーナメントのタイム リーレポートを、現地ラスベガスから日替わりでお届け。まずは、このトーナメントの見どころを紹介しよう。
周囲を砂漠に囲まれたリザーバー、レイク・ミード。今年は減水状態にあるよう で、シャローのカバーは極端に少なくなっているもよう   昨年は11位入賞を果たした桐山孝太郎。得意のフィールドだけに、期待が高まる
   
初のシーズン参戦でありながら、総合20位につけている清水盛三。相性のいいレ イク・ミードで爆発できるか?   昨年は桐山とともに入賞を果たした宮崎友輔。アメリカ西部地区では認められた 存在になってきている
   
昨年優勝を飾ったジャック・ギャドレッジ。バスマスターツアーにも出場してい るトッププロの1人だ   ディープストラクチャー攻略を得意としているアーロン・マーテンス。昨年も手 堅くリミットを揃えていた
   
U.S. OPENを2度制しているジョン・マーレイ。レイク・ミードを得意にしている アングラーの1人である   サイトフィッシングでは驚異的な強さを見せるバイロン・ベルビックはレイク・ミードの湖畔に住んでいるスーパーローカルだ
   
  全国区の人気を誇るスキート・リース。ミードは決して得意ではないが、その爆発力はあなどれない
※さて、詳しいレポートは現地からお伝えするので、そちらをお楽しみに。プラクティス初日は清水盛三の密着取材!乞うご期待!
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