2004年05月20日

中年女性が若いオトコを見る視線は、ロリ萌えオヤジと何も変わらない

今日のオススメ曲「DeadspeakのRebirth」
 
 ちょっと昔、少年アイドルを輩出するのはジャニーズ事務所以外皆無と言っても過言ではなかった。ところが今は、いたるところから少年アイドルたちが湧き出ている。中高生たちがカッコイイ少年を追い求めるの同じように、仮面ライダーや科学戦隊系ドラマから出た俳優が、イケメンとして世間のオバ様たちから持てはやされている。少年少女をターゲットにしたアイドルたちが、その倍以上の年齢層に異常なまでにモテている。ロリコンだの、何だのってオヤジを責めたがる連中が絶えないなか、21世紀の中年女性の性癖もスゴいことになっている。

 特に未婚の中年女性と小さい子持ちの中年主婦がヤバい。ネットで調べたところ、30歳を過ぎると中年女性と言うらしく、中年男性とは40歳からなんだとか。しかし同じ32歳の女性でも、主婦とOLではオンナっぽさ、フェロモンの度合いが極端に違い過ぎる。そう考えると、32歳のオンナを中年女性と呼ぶには語弊があり過ぎるが、「もう結婚なんて、あんまり考えてないないから……」と強がりを言いはじめる30歳代後半は中年の枠に入れてもいいだろう。
 さて、私の知り合いには“ジャニーズ系美男子少年狂”の中年女性が2人いる。1人は38歳未婚で、1人は子持ちの中年主婦。V6のカミセン(?)がイイんだとか。“Vコン”(V6のコンサート)に “参戦”した日にゃぁ、ウチワ、サイリウムなんて当たり前で、極寒の雨の中、徹夜でチケットを獲得したことも数回あるらしい。バラードを歌われたら、胸の前で手を合わせ「カワイイわ〜」って思っているんだって……。
 
 ではなぜ彼女たちが若い男の子を指をくわえたような視線で見ているのか、考えてみた。特に中年主婦に共通していえるのは、旦那さんがいて、子供がいて、安定した生活があって、でも刺激が足りない。欲求を晴らせていない、ハッスルできていない。オンナの結婚は「カッコイイから結婚した」では許されない部分が多い。ちょっとくらいイケてなくても、総合的に見て安定性、将来性がありそうなら、結婚に踏み切るケースが多い。結婚するなら、これが正しい。ルックス重視で選んだ人たちは失敗するケースが多い(特にタレントに多い)。
 そんな安定しきった日常で、自分好みのオトコと「子孫繁栄」以外の楽しみでHしたいと身体のリズムが訴えているんだと思う。もうイイ遺伝子をもらう必要のない女性が、ひとりのオンナとして快楽のためにフェロモン、ホルモンを分泌するのは正常な反応である。
 肩書きや年収、乗ってるクルマなんて関係ない。彼女たちが見ている部分、それは、坂口賢二の頬の痩け方、オダギリ・ジョーの唇で、キムタクの目つきだったり、「なんか、あの唇って、ゾクゾクするわ〜」ってやつで、とりあえずイケメンだったらそれでいい。しかも「自分が恋愛をしていた時代に戻ったと仮定して楽しみたい」なら、ジャニーズ系ティーンに目が向いても仕方がない。少年の淡い、新緑のような匂いに包まれたいと考えているんだから、今後、ロリオヤジならぬ、ロリオバサンが続出しそうだ。
 これを示唆するものとして環境ホルモン問題が挙がっている。昔オトコは一回の射精で1億2000万尾くらいの精子が出ていたらしいが、今はその半分くらいなんだって。オンナだって社会進出が増えて性格も強くなっている。つまり、オスのメス化、メスのオス化が進んでいるということだ。

 そこで、中年女性の新たな方向性として私からひとつ提案がある。一般的にオトコは思春期から20歳代前半がもっとも性的にアクティブで、オンナは30歳に入ってからアクティブになる。同年代と付き合った場合、オトコが萌えてる時期にオンナは萎えていて、オンナが萌えてる時期にオトコが萎えているとう、なんとも悪いサイクルが発生している。
 つまり、少年と中年女性がくっつけば、万事休すってことだ。両方が性的にアクティブだから、性の解消にはもってこいである。いろんなイケナイことをお姉サマからご教授いただけばいい。またプラトニックな関係を求めたがる若い女の子には、性的に減退傾向にある30歳代以降のオジ様がベストマッチ。たまーにHして、他の時間はオジ様の資金力で楽しい遊びを教えてもらえばいい。30歳代のオトコなら、「何でも言うことを聞いてくれるイイお兄さん」路線でも充分にいける。
 ただし、これは援助交際ではなく、キチンとした恋愛関係で進行しなければ、結局年長者が捨てられる結果になるので注意が必要。清い恋愛を。

Posted by DODGE at 2004年05月20日 14:29 in 2004.5〜8月