今日のオススメ曲「Berryz工房のあなたなしでは生きてゆけない」
アイドル、グラビア・アイドル、バラドル、チャイドルなどと無限に広がる芸能界の一般男児イジメ。15年前なら、アイドルしかなかった。アイドルが歌い、アイドルが写真集を出版し、アイドルが子役であり、女優であり……。オーディションで受かってこそ、アイドルとしての価値があった。スカウトもそりゃあった。だけど、現在のようにネコも嫡子もデビュー出きるような芸能界は、ハッキリ言って意味がない。
これはある意味、平成の世をそのまま反映している。バブルを前後に日本の家庭はほとんどがミドルクラス（中流家庭）だった。ところが今は、儲かってる人とどん底の人の差が大きく、中流家庭という言葉自体も滅びてしまってた。アイドル界もこれと同様に、売れてる子とデビューできたことすら信じられない子が混棲する。「ちょっとしたお小遣い稼ぎで……」デビューした輩が多すぎて収集がつかない。
収集がつかないが、僕から見てブッサイクでも、とある男性から見ると天使に見える現象があって、このマニア層に支えられてどん底アイドルたちは活動を続けられている。
どんな経緯でメディアに登場しようと、TVが連続してコーナーを設けてくれた方が登場回数も増えて、視聴者に名前や顔を覚えてもらえる。テレビ東京で放送していた「ASAYAN」からは数々のアイドルが輩出されたが、その中で現在もトップの人気を誇るのがモーニング娘。であることは、誰もが認めている。
それで、娘。の生みの親であるつんく♂プロデュースして最近デビューを果たした「Berryz工房」という新ユニットがあるのだが、メンバーの菅谷梨沙子ちゃんを見て「あの娘、カワイイ〜でちゅね〜」と言ったら、「それはヤバいよ、絶対」と返された。
納得できない！
確かに、僕は今までに加護亜依ちゃんや乙葉ちゃんをカワイイと公言してきた。僕は結婚してるけど、もし加護亜依ちゃんや乙葉ちゃんに出会う機会があって……虚しいからこれ以上は言いたくないが、勝手に恋愛できるもんだと思っていたよ。あいぼんが出てる番組は、ビデオを撮って見てる。NHKで土曜日の夜にやってる番組なんて、あいぼんが出てるのは知ってるが、タイトルとか内容とかは全然覚えていない。
でもね、ウチの奥さんだって、どこがイイのか知らないが、少年隊のカッチャン（本名すら知らん）がカッコイイと言ってるし、自宅のPCの壁紙はいつの間にかタッキーになってた。奥さんの友達は40歳直前だというのに「ジャニーズJr.のなんとかが……」と言ってその少年を見たいがためにV6のコンサートに行ったり（要するに後ろで踊っている子を見に行くってこと）。だから僕が非難されるのはおかしい。
だけど、Berryz工房の菅谷梨沙子ちゃんを見て「あの娘、カワイイ〜でちゅね〜」と言ったのは、まったく別の感覚。あの娘を見る目は、あいぼんとか乙葉ちゃんを見る目とは違って、子犬を眺めているような目つきであって、「あんな子供が産まれて、あんな風に可愛く育てばいいな〜」ってヤツで、恋愛対象とかでは見ていない。それを説明しても、「どうだかね〜」と言われた。ちょっと心外。
Berryz工房オフィシャルサイトを見て、これまた驚いた。菅谷梨沙子ちゃんは小学3先生なんだって。オッチャンは参った……。