Date: 2003-05-06 (Tue)
今日のオススメ曲「ピンク・レディーの波乗りパイレーツ」
まぁ、ホント、モーニング娘。騒動もひとまず一件落着となった5・5。さいたまアリーナは、異常なほどに盛り上がったし、ついついつられて泣けたのだった(苦笑)。
同アリーナといえば、コンサート以外にはPRIDEやK-1で使用される小屋で、2万5000人ほどを収容できる。東京近辺のモーヲタが2万5000人という小さなものではないことは確実で、チケットも定価8500円のものはオークションで高値で取引させていた。
さいたま新都心駅も時折、ヤバイ感じに変貌する。格闘技イベントがさいたまアリーナで開催されるときは、格闘技ヲタクで埋め尽くされ、今回は8割りがモーヲタ。いわゆるアイドルヲタクの一撃集中型である。ヘンな雰囲気もここまでくれば芸術だ。客層の残りの2割りは小中学生ファンである。
さて、冒頭でモームス騒動と記したが、5・5といえば、第2期メンバーの保田圭の卒業コンサートだ。この日は新メンバーの藤本美貴ら4名もお披露目となり、最初で最後の16人編成興行と化した。
この記念すべき日を体験せずに、モーヲタを気取ることは許されない。地方からもホテル一泊コースで駆けつけたファンも多い。「圭ちゃんの卒業記念日の空気を吸う」ことが目的である。
最後に高橋愛が泣き崩れて保田が抱かえ起こすというシーンが見られたが、それを「演技」と言う者も存在する。なぜそんなことを言うのか、なぜ「演技」だとわかっていても、いっしょに泣いて寂しさを共有できないのかと問いかけたい。
問題は、会場で販売されていたグッズの値段である。パンフ3000円、忘れてしまったペンライト2000円。松浦亜弥・藤本美貴のカップリング写真集2500円(だったと思う)、サイリウム各色8本2400円、生写真数点を1500円、自転車でも行ける距離なのに、わざわざモーヲタに出会うために電車を使用数百円。だが、卒コン体験はプライスレスなんですね〜(ニタニタしてます)。
で、しかも前日はあややコンで東京厚生年金会館に出撃。体力が持たないと考えていたが、彼女たちは、週末ごとにコンサートやっている。普段は学校に通っているし。だから、それを考えると「もっとガンバらないと」と勝手に励まされている。
娘。が泣いて歌えないときは、オレらが代わって大熱唱する。Tシャツはメンバーの名前が書いてあるものを着用。気合いを入れたい人は、蛍光色のはっぴ or 特効服。拍手は手が2倍に腫れ上がるくらいする。コンサート中はメンバーの誹謗中傷は言わない。アンコールの声は絶対にとぎれないようにする。アンコール前には絶対に座らない。声がかれるのは当然。終了したらイスに腰掛けて、余韻を楽しむ。「駅が込むから」とスグに出ない。客が入っている入っていないにかかわらず、どれだけ娘。と一体化できるかというのが問題なのである。
まだまだモームスは健在だと思っていたが、世間では客ばなれが激しく、現在ではテレビ出演も少なくなった。ゴールデン枠もいまや1、2番組ほどに激減した。つんく♂の曲も飽きたのか、CDの売れ行きも一時期に比べ減少中だ。
それを取り返すべく、娘。の2部制導入でコンサートで儲ける方向性なのだろうが、果たして成功するのだろうか。
解散した際に生き残れるメンバーについても考えていきたい。