2004年01月14日

モーニング娘。経済論2

Date: 2003-04-24 (Thu)

今日のオススメ曲「ピンク・レディーのサウスポー」
 
 果てしなく続くモーニング娘。の日本経済界進撃。ゴールデンウィークを前後して後藤真希のソロコンサートを皮切りに、安倍なつみ、紺野あさ美、矢口真里、石川梨華が東京ジョイポリス(以下JP)のニューイベント「かごめ唄」に登場する。この「かごめ唄」とは新感覚ホラーイベントとしてJPがプロデュースしたもので、2001年に開催された第1回めに続き、娘。メンバーの登場は今回で2度めとなる。

 今や遊園地はカップルのデートコースの定番だが、一方で同姓の客をどのように集客するかがポイントとされてきた。東京ディズニーランドは家族連れが多く、関東近辺では富士急ハイランドが多種多様なコースターを開発することで集客に成功した。
 そこでJPが手掛けたのが、アトラクションを乗り物だけではなく、参加型で楽しませるというもの。今回の「かごめ唄」は安部、紺野、矢口、石川が出演し、「あたかもそこにいるかのように個性豊かな振る舞いをみせてくれます。彼女たちの驚きや戸惑い、恐怖に震える様子には、自分と同じ空間に彼女がいることを実感することでしょう(http://www.sega.co.jp/joypolis/a_kagomeuta.html)」とJPウェブサイトに記されている。
 
 東京ジョイポリスは港区お台場にある。フジテレビ社屋の向かい側、メディアージュのとなり、ヴィーナス・フォートからは歩いて10分のところにある。現在お台場は一大ファッション+イベント地域となり、人の流れがまったく無かった数年前と比べ、町が大きく進化している。
 またお台場にはビッグサイトがある。夏コミ、冬コミでも賑わう場所であり、格闘技観戦をするのであれば、ディファ有明、有明コロシアムも所在する。
 だが、ジョイポリスを遊園地と呼んでしまうことには語弊がある。基本的に、観覧車やコーラーコースターがあるところをそう形容しそうだ。三省堂の「大辞林 第二版」によれば、「遊覧・娯楽のために諸種の乗り物や設備を設けた施設」が遊園地だとか。ならばJPは屋内遊園地と言えるかもしれない。
  
  JPのことはさておき、娘。経済論である。
  隠れ紺野ファンとしては、開催初日(4月22日)から体験してみるのが当然である。
  まず、「かごめ唄」ポスターがイイね〜(しみじみとオッチャン風に。遠くを見た感じで、「イイね〜」と言ってください)。紺野の幼加減が際だって見える。昔っぽい着物もグーッ!この衣装を纏ったメンバー写真がJPで販売されているのだが、多数の人が購入していた。なぜか、色の白い男性たちが群がっていた……。モーヲタだ。
 3Dで娘。が出てきて、それを体感しながら、ホラーストーリーが展開するというもの。入場を待っている間、中からは女性の悲鳴が聞こえてくる。入ると、ヘッドホンをつけて、音を感知し臨場感を上げるのだが、怖くなったら外せばいい。しかし周りは暗いままで、視覚的恐怖感は継続する仕組みだ。
   
 これは最高のホラーイベントである。カップルもよし、モーヲタもOK、中高生にもウケる。もちろん、お台場にショッピングに来た一見さんにもオススメできる内容で、抜群の集客効果と収益をもたらすに違いない。しかも、台場ということもあり、JP以外にも楽しめるものが多い。それもポイントなのだ。娘。が台場全体を盛り上げるアングルだったのである。
 ゴールデンウィーク中は混むことが予測されるが、地方に出かけて渋滞に巻き込まれることを考えれば、JPの2、30分待ちの方がイイに決まっている。
 モー娘。の経済効果、恐るべし!

Posted by DODGE at 2004年01月14日 18:28 in 2003.1〜4月