2003年12月16日

火祭り

Date: 2002-06-28 (Fri)

今日のオススメ曲「中原めいこの君たちキウイパパイア・マンゴーだね」

 最近プロレスネタがなかったので、ここで1発いきたい。

 6月27日、後楽園ホールでZERO-ONE興行があった。全6試合があり、流れ的には合格だったと思う。注目すべきは2点だ。

  まず1つめは、今年も「火祭り」は熱くなりそう。「火祭り」は昨年からはじまったものだが、その生い立ちとか、背景とかを書きはじめるとキリがないので、その部分は省略する。ただ昨年優勝したのは大谷晋二郎。
 大谷は「今年も火祭りやるから、熱いヤツらはアピールしてこい!」と仕切に言い立ててきた。そうしたら、そのアピールに数人のレスラーが「火祭り」参戦に要求した。
 
  ポイントとして、同興行において、「火祭り」参戦をアピールした選手たちが一概に集結し、リングに上がってマイクアピールしたところだろう。
  メンバーは、金村キンタローと黒田哲広(現WEW・元FMW)、『神風』(現フリー・元BJW)、TAKAみちのく(現K-DOJO・元WWF)、石川雄規(バトラーツ)。それぞれがアピールすると、田中将斗(現ZERO-ONE・元フリー)と佐藤耕平(ZERO-ONE)が続いて参戦を表明した。これに大谷が加わり、全8選手となったわけだが、これから先、「火祭り」参戦選手が増えるかどうかは、まだわからない。ただ、今年のメンバーはかなり濃い〜ので要チェック。
  
  同興行でもう1つの注目だったのは、メインに出たザ・プレデターとネイサン・ジョーンズの絡みである。彼らは6人タッグとしてトム・ハワードと組み、橋本真也、田中将斗、大谷晋二郎組を迎え撃ったのだが、試合後、ザ・プレデターとネイサン・ジョーンズが仲間割れのごとく、お互いをプッシュしはじめたのだ。
  ザ・プレデターとネイサン・ジョーンズはお互いに2mを越すビッグレスラーで、腕っ節が一番の見せ所。そのため試合中は怪力であることを見せつけるように、力ワザを“お互いに向かって”見せつけた。
  しかし、プロレスは強いだけが魅力ではない。“観客を手の平に乗せる”ことがもっとも重視される部分であり、プロである以上、キャラクターを重視するアクも強い。魅せることが、真のエンターテナーであり、プロレスラーであるわけだ。
  この部分で秀でているのは、ザ・プレデターだ。ウエーブのかかったロン毛とヒゲ、そしてデカイ身体から彼は、「平成のブロディー」と呼ばれている。入場時にはチェーンを持って観客席を暴れ回り、「ハゥハゥ」と吠え、衣装、入場曲までブロディーと同じなのだ。また、7月7日には両国国技館で小川直也とメインでブチ当たる。当然ファンも多い。
  これをネイサン・ジョーンズが嫉妬しないわけがない!ということで、ZERO-ONEマットでザ・プレデターとネイサン・ジョーンズ戦が見られる期待が膨らんだ。

Posted by DODGE at 2003年12月16日 21:22 in 2002.6〜10月