2004年01月16日

大晦日のイベントは、どうなるんだ!?

Date: 2003-12-18 (Thu)

今日のオススメ曲「Dream EvilのThe Prophecy」

 basswave談話室が、なぜか突然 “大晦日のイベント”の話で盛り上がってきた。「basswave読者には格闘技ファンがいないだろう」と長い間思いつつも、ここで格闘技・プロレスネタを書き続けてきたが、ここにきて、“熱いヤツら”が集結。族議員さん(いい名前ですね!)から「パワーホール」と書き込みがあったとき、「このスレッドは盛り上がるな」と感じました。

 さて、スクール☆ウォーズネタは、前回で終了したつもりでしたが、実はもうちょっとだけ書きたいことがあったんです。来週、スクール☆ウォーズヲタクの人と密会する予定です。どんな話が出たのかは、また書きます。

 盛り上がったついでに、今日は大晦日・格闘技イベントの裏を見てみたい。

 そもそも、イノキボンバイエは毎年恒例で開催されてきたイベントである。「紅白をぶっ潰せ」をサブタイトルに、裏番組としてTBSで放送を開始した。初年度はPPVのみだったが、格闘家にプロレスをさせる試合でヒジョーに面白かったと記憶している。宇野薫や小路晃、マーク・コールマン、マーク・ケアーがはじめてプロレスを披露したのもこのリングで、彼らのプロレスのポテンシャルを充分に楽しめた。また武藤敬司と高田延彦の異色タッグを結成。桜庭和志はメインでケンドー・カシンと闘った。このイベントはかなり反響が大きく、のちに総合格闘技の選手をプロレスに起用するW−1に繋がった。
 ボンバイエの2年めからは、安田劇場となった。安田忠夫がジェロム・レ・バンナに勝って、会場に来ていた実娘に向かって「どこだーーッ、お父さん、勝ったぞーーッ!」というシーンにはアントンも涙を流して祝福した。
 今年はボンバイエをスタートしてから4年めの開催となる。ただし今年は、DSEとFEGの関係が悪く、年末イベントの共同開催ができなくなった。そこで、ボンバイエの日本テレビ、FEGはTBSでDynamite!!、DSEはフジテレビでPRIDE男祭り開催となる。
 
 海外のサイトを見ると、日テレはボンバイエに出場する選手引き抜き、ギャランティーのために5億円用意したと書かれている。こうなると、アントンも本気を出さざるをえない。そのため、いろんなプランを練ったのだろう。それが、独占契約をしたと報じられたステファン・レコ、セーム・シュルト、アイレスター・オーフレイムである。藤田は昔から猪木事務所所属である。猪木の大ファンだというノゲイラも揺れている。ヒョードルとミルコは引き抜き状態にある。
 
 そしてここにきて、PRIDEがペースを上げてきた。先のZERO-ONE両国大会にも出場した元リングスの坂田亘がPRIDEでハイアン・グレイシーと相まみえることに決定。その他PRIDEでは、桜井“マッハ”速人対高瀬大樹も行なわれる。ウワサでは桜庭対田村もあがっており、PRIDEは日本人ファイターを中心にカードを組むようだ。

 新日本プロレスのIWGP王者・中邑はイグナショフと対戦し、安田は以前OK負け喰らったレコとやることになった。これら2つは、Dynamite!!で開催される。

 問題は、ほぼ決定と言われているヒョードル・高阪戦は、どうなるのかだ。ヒョードルはボンバイエとDSE との間で二重契約したとされており、このままではビザが下りないだろうとまで囁かれている。ミルコも自身のウェブサイトで大晦日はどこの試合にも出ないと公言しているようだし、今になって、ボンバイエは大丈夫なのか!?としきりに心配している。

Posted by DODGE at 2004年01月16日 18:42 in 2003.9〜12月