2004年01月16日

ラグビーは格闘技だ

Date: 2003-11-25 (Tue)

今日のオススメ曲「As I Lay DyingのForever」

 実は書きたいネタがあるんだけど、前回の最後に「続く」って書いちゃったから、早足でスクール☆ウォーズをイキます。今回もスクール☆ウォーズにツッコミを入れるので、四露死苦(古ッ!)。

  滝沢先生が赴任した当時の校長・山城晋平(下川辰平)は晴れの日も傘を持ち歩いているが、晴れの日くらい折り畳み傘にしたらイーのにね。気になって仕方がないよ。
 第6話では、番長・水原亮と滝沢先生が多摩川の土手で決闘するんだけど、「好きなの使えよ」と水原は武器を持ってきた。どっから持ってきたのか知らんが、その量の多さといったら、「1人でホントに持ってきたのか!?」と言いたくなるほど。
 ケンカして、雨降って地が固まったのか、水原は更正する。卒業時に水原が滝沢先生にお礼として持ってきた酒は「V.S.O.P.」だった。ドンペリだと水原っぽくないから、V.S.O.P.よかった〜。ちなみにVSOPとは「Very Superior Old Pale」の略称で、ブランデーのエエやつって意味ですね(ボクはお酒を飲みませんが、これくらい知っとるよ)。

 大木大助で思い出したことがある。大木が「風は〜ひとり〜で〜吹いて〜いる〜、俺も〜ひとり〜で〜流れ者〜」と歌っているのは、渡哲也の「東京流れ者」。フルコーラスで聞きたくて、上野の高架下にあるなんとかって店に渡哲也のカセットテープを買いに行った。店のオヤジは「へぇ〜、若いのにねぇ」と言っていたが、「東京流れ者」が収録された音源はなく、入荷したら連絡すると言われたけど、あれから2年経った今でも連絡はない。冷やかしだと思われたのかなぁ。メチャメチャ本気だったのに。

 大木と言えば、杉本清美(諏佐理恵子)と西村明子(坂上亜樹)の大木先輩親衛隊だよね。何度観ても思うんだ、諏佐理恵子ちゃんってカワイイーよね。今でいう「あいぼん」こと加護亜依ちゃん似でカワイイーんだぁ。あの2人が相模一高の不良に絡まれて助けたとき、「先輩、アタイらが親にも見放された不良だから、助けてくれたんだろ?」と多摩川の土手で大木に問いかけるが、諏佐理恵子ちゃんが困っていたら、ボクだって助けるよ、絶対。
 で、その不良と絡んだエピソードでは、親衛隊が小指を摘められそうになった。そのときに大木が現れて、
「そんな小娘の指摘めたって、佃煮にもなりゃしねぇ。女はなぁ、痛ぶるもんじゃねぇ。抱くもんだ」と言ったが、大木、アンタ、あのときまでに女抱いたことあったのか!硬派を通してたから、たぶん……。

 スクール☆ウォーズといえば、109対0の話を無視することはできません!控え室で「お前らゼロか! ゼロな人間なのか!いつ何をやるのもいい加減にして、一生ゼロのまんま終わるのか!それでいいのか!お前らそれでも男か!悔しくないのかーーーッ!」と叫んだとき、泣けたぁ(しみじみと)。アクション映画が大好きでドラマを観ても泣かないウチの奥さんでさえ、鼻声になってた。鬼の目にも……(ヤバイ、これ以上書くと、スクール☆ウォーズのDVDを取り上げられちまう。バックれよう)。
 
 話が前後するけど、109対0で負けたときは、まだ大木大助はラグビー部部員じゃなかったんだよね。ちょっと経ってから滝沢先生が大木にラグビーをやることを勧めると、
「先生、人間と着物には柄(がら)ってもんがある。俺にはケンカしか能がねぇよ」と言う。これを聞いて先生は、
「(ラグビーは)ルールのあるケンカだ」って。
先生、それは言い過ぎだろ!ラグビーは格闘技か!? ん、待てよ。水原が先生と対決したあとで先生のアパートに寄ったとき、先生は確か「ラグビーは格闘技だ」と言ってたな。つーことは、そのうちPRIDEにもラグビー・ベースのファイターが出てくるってことか!? いや、すでにいた!パンクラスの謙吾は、大学時代日本代表のラグビー選手だったし、ボブ・サップはアメフトの選手だった。年末には曙とやるし、もしサップが勝利すれば、アメフト・ラグビー最強説が幻想から真実になる。もし川浜一のワルと言われた大木がPRIDEに出ていたら、いまごろシウバとやっていたかもしれない(「なるほど〜」と腕を組んで納得しないように)。
 
 大木だけは、ツッコムところが多すぎて困るよ。ラグビーを辞めると言ってゴネたときも、イソップに「大助の弱虫!わかってるぞ、大助がラグビー嫌いなのは、なかなか上手くならないからだ。いつまで経っても、お山の大将になれないからだ。だからお前はラグビーから逃げ出そうとしてるんだ。それをちょっとやっただけで、ラグビーはもう性に合わないんだなんて。バカヤロー!」と言って絶交された。先生からなぜイソップが大木といっしょにラグビーをやりたいのか、その理由を聞かされる。
滝沢:「あいつは自分がレギュラーになれないことは、よーく知っている。だからその夢をお前に託したんだ。わかるか? ボールを持って走るお前は、イソップ自身なんだ。お前のあげるトライは、イソップのトライだ。お前の決めるゴールキックは、イソップのキックなんだ。そんな他人の夢のために、汗水たらしたくないって言うんだったら、俺はもう何も言わん。昔のワルに戻って、みんなを悲しませればいいんだ」
大木:「先生、俺、脈あるのかよ?」
滝沢:「脈?」
大木:「ほんとに俺みたいなヤツが選手になれんのかよ」
滝沢:「大助、言っただろう。今の川浜のラグビーに必要なのは、お前のようなファイトのあるヤツだって。忘れるな」
大木:「先生・・・」
 そしてココで麻倉未稀の「ヒーロー」がテケテケテケテケ、チャーンチャチャ、チャチャーンチャ、チャーンチャチャ、チャチャーンチャってかかるんだよね。ホント、泣ける。
 ツッコムのを忘れてたが、「ボールを持って走るお前は〜」のシーンでは、イメージ映像が投げれてて、大木が走るってて段々消えていってイソップが走ってる映像が出てくる仕組みになっている。問題はゴールキックの映像部分。大木がゴールキックを蹴ると、ボールは横の方に転がっていくけど、イソップのキックはポーンと上の方にキレイに飛んでいく。イソップは身体が弱い役で出ているが、本当は松村雄基より高野浩和(イソップ)の方がラグビーはウマイんじゃないのか!?

Posted by DODGE at 2004年01月16日 18:39 in 2003.9〜12月