テーマその1 「新潟県のリリース禁止について」
新潟県の“リリース禁止”とは

 平成11年12月28日、新潟県においてブラックバスやブルーギルのリリースに関する規則が定められました。これは新潟県内水面漁場管理委員会指示と呼ばれるもので、その詳細は新潟県内水面水産試験場のホームページで読むことができます。右はそのホームページからの引用です。

 なお、この規則に違反した場合は罰則があります。違反をした場合は漁業法に基づき、一定の手続きを経て知事が指示を守るように命令し、この命令にも従わない場合は懲役1年以下もしくは50万円以下の罰金が科せられます。

(下記は、新潟県内水面水産試験場のホームページからの引用)

 強い魚食性と繁殖力を持っているブラックバス類(オオクチバス・コクチバス)・ブルーギルは外的(原文ママ)がいない日本では生態系に大きな影響を与えるため、県の規則によって移植が禁止されています。
 しかし違法な放流が行われた結果、現在、オオクチバスは県内の多くの河川や湖沼で生息が確認されており、生態系への影響が懸念されます。このため、県内の河川・湖沼において、ブラックバス類・ブルーギルの再訪流(原文ママ)(リリース)を禁止しました。

 これは新潟県内水面漁場管理員会(原文ママ)から出された次のような指示によるものです。

新潟県内水面漁場管理委員会指示第1号

 漁業法(昭和24年法律第267号)第67条第1項及び第130条第4項の規定により、水産動植物の保護を図るため、次のとおり指示する。

 平成11年12月28日

 新潟県内水面漁場管理委員会  会長 本間義治

 次に掲げる水産動物は、採捕した河川湖沼及びこれと連続する水域に放してはならない。
 ただし、公的機関が試験研究に供する場合はこの限りではない。
(1)ブラックバス(オオクチバス、コクチバスその他のオオクチバス属の魚をいう。)

(2)ブルーギル

釣り上げた方は、持ち帰るか、お近くの内水面漁業協同組合または監視員までお届けください。

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