2位:本山博之
11年連続出場となった本山さんは、クラシックにおいては「シャローしか攻めたことがない」と語った。東浦のリーズや縦桟橋の付け根などに、2日間中フリッピングで通した。ルアーは9月末に発売予定のAR45スクエアー。リグはヘビー・ダウンショットリグで、リーダーの長さが2cm。シンカーは1/4oz。2日めにはエレキの調子が悪くなり、自ら湖上で12分でエレキのセットを取り替えたという。「(今年は2位で終わったが)大変満足している」と語った。
 

3位:川口信明
初日、プラで発見したエリアに数度入りリミットを揃える。川口さんは「5尾獲れればいいかな」と思っていたらしいが、7尾で5510gをウエイインし、初日の首位に立つ。最終日も同じエリアを中心に進めるが思うようにバスのバイトが取れず、4尾をウエイイン。順位を落とし3位で終わる。「“初日にトップに立った選手は優勝できない”というジンクスに勝てませんでした」と語った。メインに使用したルアーは、エスケープツインのテキサスリグでシンカーは1/8oz。

 

ビッグフィッシュ賞:荻野貴生
初日に2尾で3120gをウエイインした荻野さんは、「初日が終わってみて何となくパターンが掴めた。ベイトフィッシュにバスがついて回っている」と最終日に繋げた。その最終日、彼は6尾をウエイインすることになるが、その1尾が同クラシックのビッグフィッシュ(2030g)だった。「風が北から東に変わったので、美浦に移動した」という彼は、ダブルフェイスの1/4ozテキサスリグを手に取ると、1投めでこのバスを釣り上げた。スポットは、岬周りのハードボトムにくずれオダが絡んでいたという。また荻野さんは、同大会5位でフィニッシュした。