FIELD REPORTの読み方:
● Field Conditionでは、釣行に役立つ“先週から情報提供日までの”天候、水質など、そのフィールドの状況を掲載。
● Catching Rates for This Weekでは、先週の状況と今後1週間の釣果をランク付けしたものを1(悪い)〜5(良い)で表現したもの。
● Fishing Patterns & Reasonsでは、状況と釣り方を詳しく解説。
● Pro’s Tipsは釣行時に役立つ、いわゆる“オススメ”情報を掲載。

2002年12月5日

Navi:野本淳
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)

    寒冷前線をはじめ、天気の移り変わりに注目したい。天候ひとつとバスの活性が変わっている。
● Catching Rates for This Week (1〜5):3.5
● Fishing Patterns & Reasons
    ディープのバスは反応が悪く、攻略しにくい。ワカサギが散っているせいか? シャローのバスは比較的よく釣れている。この寒さ(水温8度くらい)なのに、1日の釣果が10尾を超えることもある。
● Pro’s Tips
   

今年伸びた“ウイードの残り”がキーポイント。ポカポカと暖かく風がない日は、バスがシャローのウイードの上でサスペンドしている。ウイードトップと水面までが1m、深くとも1.5mくらいなので、このレンジにサスペンドミノーを通して止めて食わせる。また、ノーシンカーワームやジグヘッドリグも有効。ただし、風が吹くとバスはウイードの中に潜ってしまう。その場合は、ウイードエッジをクランクベイトなどで広範囲に探る。


2002年11月27日

Navi:野本淳
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)

    水温低下が目立つ季節であるが、低下し難いエリアを捜すことが先決。
● Catching Rates for This Week (1〜5):4
● Fishing Patterns & Reasons
    春に多用するルアー・チョイスとテクニックが栄える時期だ。ロングリップのサスペンドミノーや軽量ジグをお忘れなく。
● Pro's Tips
   

バスがまだディープに密集していない。3〜4mレンジのウイードについているバスが攻略しやすい。サスペンドミノーは“巻いて止めて”を繰り返し、ジグはウイードに“引っかけて外す”を繰り返す。レイクの両端は風が当たりにくく、水温も下がりにくい。


2002年10月30日

Navi:野本淳
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)

    早朝の気温がすでに氷点下を記録!防寒対策が一番大切。
● Catching Rates for This Week (1〜5):3
● Fishing Patterns & Reasons
    寒くなったためか釣り客が減少した。逆にバスはスレから回復し、釣果は右上がり状態にある。シャローとディープの両パターンで釣れている。
● Pro's Tips
   

放射冷却の影響で朝一番の表水温が低く、シャローのバスは沈黙してしまう。私のベストなオススメ・パターンは、8〜9時くらいに山中湖に着いて釣りをするという、時間と水温上昇を見計らったもの。太陽が上がると、シャローのバスはウイードエッジにつく。スピナーベイトで手返しよく探ったあとは、ウイードポケットにテキサスリグを打ち込む。または、ディープのストラクチャーをラバジ→ダウンショットリグ→メタルジグで狙い撃ちする(余談:ワカサギ釣りも結構楽しい。100尾くらい釣れる)。


2002年10月23日

Navi:野本淳
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)

    水温は18℃くらいだが、朝の気温が8℃と低く、防寒着が重要アイテムになる季節が到来。
● Catching Rates for This Week (1〜5):3
● Fishing Patterns & Reasons
    シャローとディープの両方でバスが釣れるが、風の方角に注意。風によってニゴリが移動する。ターンオーバーの影響は少なくなった。
● Pro's Tips
   

日中気温が13℃くらいになると、シャローのバスはウイードの上に浮いていたり、ウイードの中にいたりする。これをフローティング・ミノーのジャーキングやスピナーベイト、バイブレーションで攻略する。ディープのバスはベイトをよく捕食しており、いいサイズのバスが釣れる。ラバジ→軽量ジグヘッド→メタルジグの順で探るとよい。また、SPG前のような有名湧き水スポットは必ず押さえておきたい。

2002年9月20日

Navi:野本淳
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)

    完全にターンオーバーに入ったようだ。水質は悪く、風に注意!
● Catching Rates for This Week (1〜5):4
● Fishing Patterns & Reasons
    風によって湖流が発生し、ニゴリが移動する。また、それと同様にワカサギのスクールも移動するので、水質のよいエリアを見つけたい。
● Pro's Tips
   

シャローは、超シャローと呼べる水深までベイトが上がり、バスもそれに付いている。小型のスピナーベイトやノーシンカーリグで2桁釣果の可能性もあり。沖では、4mラインにあるウイードのアウトサイド・エッジがよい。ベイトが回遊するのに好みそうなボトムの地形を把握し、ワッキーリグやダウンショットリグを使用してピンスポットに攻略する。ディープではあまりルアーを動かさない方がいい。


2002年9月4日

Navi:野本淳
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)

    早くもフォールターン・オーバー発生!?
● Catching Rates for This Week (1〜5):3
● Fishing Patterns & Reasons
    水中島より東側でわずかにフォールターンの兆しが見えはじめ、ニゴリが出ている。また、サーモクラインのレンジが数日間で1.5〜6mから1.5〜4mに変更。バスの食いも渋くなっている。
● Pro's Tips
   

例年通り、この時期は釣りにくくなる。季節の変わり目は、バスのレンジが不安定になるので、ベイトやストラクチャー、サーモクラインのレンジを見て判断すること。4mラインにはウイードのアウトサイドエッジと重なっているので、ノーシンカーリグやダウンショットリグをウイードに絡めてスローに攻略したい。キモは張り出し+風が当たる側のウイード。エリア的には国道沖、なぎさ沖のフラットでハードなボトムにバスが回遊しているが、今週末の天候次第でまた急変しそうだ。

2002年8月29日

Navi:野本淳
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)

    早秋宣言!バスとワカサギがキモ。
● Catching Rates for This Week (1〜5):4
● Fishing Patterns & Reasons
   

釣果を選ぶならシャローのファストムービング系ルアー、サイズアップを選ぶならディープの狙い撃ちテクニック。

● Pro's Tips
   

山中湖において、ワカサギ釣りが本格的にスタートするのが9月下旬。それは、この魚が比較的釣りやすいレンジにまで上がってくるので、釣り客も増えるということだ。これをバス釣りに当てはめると、それを追ってバスもシャローに上がってくるということ。“ハードボトム”、“張り出し”、“ベイトのレンジ”、“9mボトムの6mレンジ”がキーポイント。詳しいテクニックはこちらから


2002年8月21日

Navi:野本淳
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)

    冷え込みがはじまった。朝の気温が13℃、日中の水温も25℃ほど。
● Catching Rates for This Week (1〜5):3
● Fishing Patterns & Reasons
    急激な気温の変化でバスがレイク全体に散りはじめている。フォール・パターンの傾向あり!
● Pro's Tips
   

秋の傾向が入ってきても夏のコンディションを引きずっているバスが多く、秋口に効果の高いルアーやエリアを選択したい。シャローはスピナーベイトが一番。その他バイブレーション、クランクベイトのように横の動きでバスを魅了したい。アオミドロのないエリアを中心に生きた水があるエリアを捜し出すこと。ディープのバスはまだ動きがスローなので、ハンプや張り出しを攻略したい。ただし、秋を意識したラバージグやライトリグのカーブフォールもいいだろう。


2002年8月15日

Navi:野本淳
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)

    朝夕の気温変化に注意。日中は30度を超えても、朝は冷え込む。
● Catching Rates for This Week (1〜5):3
● Fishing Patterns & Reasons
    ビッグバスねらいの場合、ディープの単体ストラクチャーがいいのだが、魚探を持っていないとキツイ。シャローの場合、ウイードと桟橋などのシェードがいいだろう。
● Pro's Tips
   

ディープの攻略法としては、6.5〜8レンジにあるゆるやかなブレイクと単体ストラクチャーを探し出したい。ベイトがいてもバイトが悪い。ショートバイトが多いので、ジグヘッドのようにフックはむき出しの方がいい。シャローバスは、小さな張り出しにもつきはじめている。スローなアプローチで攻略したい。また、湧き水の周りは水温が低い。


2002年8月7日

Navi:野本淳
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)

    とにかく暑いので、シェードと風に気をつける。
● Catching Rates for This Week (1〜5):3
● Fishing Patterns & Reasons
    パターンフィッシングを理解していなければ釣りにくい時期に入った。バスは小さなスポットにかたまっているので、魚探を使用するのがもっとも好ましい。ルアーアプローチも的確に。
● Pro's Tips
   

日中はシェードを見つけだすこと。桟橋、ウイードの影、岬の湖流の当たる側と反対側、第2・第3水中島、ベイトの切れ目、ウイードの長さの変化などのシェードが決め手となる。ディープのストラクチャーは魚探がないと捜し出せないが、もし単体のストラクチャーをボトムに見つけられたら、ビッグサイズの可能性が高い。

2002年7月30日
Navi:野本淳
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)


    スポットの釣りになるが、要点を押さえれば暑さも関係ない。
● Catching Rates for This Week (1〜5):4
● Fishing Patterns & Reasons
    先日開催されたJBII山中湖大会と同じパターンでガイドをしたみたら、2人で36〜42cmのバスを15尾釣ることができた。サマーパターンを意識して釣行したい。
● Pro's Tips
   

朝夕は普通に釣れるのだが、日中に気温が高くなるとバスはスプーキーになる。攻略方としては、バレットやセンコーなどのノーシンカーをウイードの上に乗せて釣ること。風が出はじめたらワームのサイズを上げる。ディープは8〜10mの風の当たる側の水中島。リーダーは長めでダウンショットリグであれば30〜40cm、ヘビキャロであれば60cmくらい取って、ワームをボトムから浮かせた状態にする。ベイトの切れ目がオイシイ。


2002年7月24日
Navi:野本淳
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)

    バスのコンディションはいいが、捜し出すことが難しい。
● Catching Rates for This Week (1〜5):3
● Fishing Patterns & Reasons
    パターンは2つ:シャロー or ディープ。ただし、ディープのバスを見つけるにはそれなりのテクニックが必要で、ボトムの地形、サーモクライン、ベイトフィッシュの善し悪しを見分けられないと難しい。シャロー側のバスの方が捜しやすい。
● Pro's Tips
   

4m前後にあるウイードラインとブレイクをメインに、風上側のアウトサイドエッジをテキサスリグ、ラバージグのフォーリングで誘う。ただし、バスがナーバスになっているので、アクションは超スローに。また、数は少ないがシェードのあるスポットは外せない。


2002年7月17日
Navi:野本淳
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)

    台風の影響で、バスがレイク全体に散っている。
● Catching Rates for This Week (1〜5):3.5
● Fishing Patterns & Reasons
    ディープのバスは完全に沈黙状態で、2mまでのウイードが最大のキーポイントとなっている。ベイトフィッシュも全体に散っているので、ウイードの脇に隠れてエサが通り過ぎるのを待つか、ナーバスなためにウイードに寄っているようだ。
● Pro's Tips
   

ウイードのアウトサイドをハデめのスピナーベイト、またはウイードの切れめにウォーターメロン系の4inワーム・テキサスリグを落としてバスを“拾い釣り”する。風があっている側をねらってうと、比較的バスもパラパラ釣れる。天候が回復すれば、釣果は週末を境によくなるだろう。


2002年7月10日
Navi:野本淳
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)

    水温が23度になり、バスがレイク全体に散っている。
● Catching Rates for This Week (1〜5):4
● Fishing Patterns & Reasons
    ベイトフィッシュの量が多く、特にディープのベイトパターンは非常に難しい。風が出た際のシャローは爆発力を持っているが、ボートのポジショニングが難しい。
● Pro's Tips
   

釣果を求めるなら桟橋脇に軽量ジグヘッド、ワッキーリグ、ダウンショットリグを落とせば、30cm前後のバスが釣れる。また、ウイードのアウトサイド・エッジでもよく釣れる。ビッグフィッシュを求めるなら、シャローの大型サーフェイスベイトやディープのラバージグ。ただし、風やベイトの切れ目など特殊なファクターが必要だ。


2002年7月3日
Navi:野本淳
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)

    先週から急激に気温が下がり、肌寒いほど。夜から朝にかけて気温は18度。放流もあり。
● Catching Rates for This Week (1〜5):3+
● Fishing Patterns & Reasons
    急激な温度変化でバスが低活性気味。しかし、例年この時期にこの状況は起こりやすく、バスを見失いやすい。パターンとしてはスローが中心だが、ベイトフィッシュやストラクチャーにタイトなので、狙い撃ちが難しい。
● Pro's Tips
   

シャローの場合、キーポイントはオイカワの動きとウイードの中。スピナーベイトや軽量ジグヘッドで攻略できるが、サイズは小さい。ビッグサイズをねらうには、ディープ。ただしサーモクラインがでてるので水温変化も激しく、日のよってレンジが5〜9mと変わる。ワカサギの動きに注意。数は出にくいが、ベイトがあれば40cmオーバー。


2002年6月19日
Navi:野本淳
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)
    梅雨入りしてから、曇りの日が続いている。朝晩には濃い霧がでるので、レインウエァが必要。
● Catching Rates for This Week (1〜5):5
● Fishing Patterns & Reasons
    アフターに入りかけてきている。加えてオイカワなどのベイトフィッシュの産卵期も重なり、浅い所に上がってきているので、ショアフィッシングでも釣果を期待できるだろう。今年は魚が大きい(38〜40センチ)ので引きが強く、ライトラインではまず切られてしまうので注意!
● Pro's Tips
   

平日はスピナーベイト、バイブレーション、トップ、ジャークベイトや、プレッシャーの高い土日にはワームと、どんなルアーを使っても釣れる状況だが、なかでもオススメはスピナーベイト。基本に忠実に水通しのよい岬まわりを探ろう。1尾めが釣れた時の状況がその日の答えを出してくれる。マシンガンキャストあるのみ!


2002年6月13日
Navi:野本淳
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)

6月12日に「ヒューマンチャプター山中湖」が開催され、JBIIでは野本さんのパートナーとして同船している飯田純一さんが優勝した。彼は“野本道場”(トーナメント・アングラー育成コースのガイド)の一番弟子だとか
    連日の小雨により、気温・水温の上昇が落ち着き、バスもサスペンドしはじめた。
● Catching Rates for This Week (1〜5):4
● Fishing Patterns & Reasons
    晴れの日はバスがウイードのアウトサイドエッジにタイトにつき、雨や曇りの日にはウイードと同じレンジをキープしたさらに沖側でサスペンドしている。平均して7mボトムの3mラインに密集している感じだ。これは、アフターからの回復とアーリーサマー・パターンが間近である証拠。
● Pro's Tips
   

現在釣れているパターンより先を見た攻略を考えてみよう。サマー・パターンでバスは、水通しのよいエリアやスポットにつく。その前兆とし、アーリーサマーがある。この時期のバスは、アフターの回復のためと移動のための捕食に入る。ブレイク→岬・張り出しに移動するので、今からこのエリアは要チェック。風表に寄せられたベイトのチェックも忘れずに。ミノープラグ、ストレート系ノーシンカーがオススメだ。


2002年6月4日
Navi:野本淳
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)

 

    水温の上昇から、バスの動きもややスローに。ただし、エリアとレンジを見分けられれば、釣果もアップ。
● Catching Rates for This Week (1〜5):5
● Fishing Patterns & Reasons
    長く続いたスポーニングもやや落ち着きはじめ、ウイードのアウトサイドにバスが集まりはじめている。湧き水や岬などを中心に、コンタクトポイント沿いにあるウイードがカギ。ルアーはラーバージグからソフトベイト系がグッド。
● Pro's Tips
   

1日の釣果が25〜30尾くらいで、サイズも40cm前後とかなり好調。ただし、ウイードのアウトサイドがいいスポットなので、ボートの方が有利。手こぎの人でもアンカーを打って探ってみれば、陸ッパリの2〜3倍の釣果は出るだろう。軽量ジグヘッド、スプリットショットリグなどを用いてバスを釣り上げたあとは、ハードベイトに挑戦すると面白い。活性に高いバスと低いバスが、どのレンジ、どのスポットについているのかがわかる。


2002年5月22日
Navi:野本淳
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)

 

    平均水温16度の山中湖は、レイク全体で産卵バスがみられる。
● Catching Rates for This Week (1〜5):5++
● Fishing Patterns & Reasons
    第2陣と思われるスポーニングバスが、山中湖南側斜面にも多くみられる。レイク全体としては、SPGから旭日丘エリアがもっともイイ釣果を生んでいる。先日、サイトフィッシングでガイドのお客さんとすべて40cmオーバーで30尾釣り上げている。
● Pro's Tips
   

午前中はソフトベイトの釣りで確実にバスを釣り、午後からはウイード周りのバスをハードベイトでリアクションバイトさせたい。この時期は、ウイードのインサイトを流して釣るメソッドがオススメ。数釣りなら、レンタルボートを薦めたい。また、現在ガイドでは、よりプロフェッショナルな釣りを修得したいとうお客さんの要望により、サイトフィッシングの奥義を伝授中。奥義伝授後は、お客さんに自ら操船してもらって実際に自分でバスを釣り上げることろまでをレクチャーしている。


2002年5月15日
Navi:野本淳
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)

 

    水温が18度と、比較的安定してきている。一方で気温の上昇が目立つ。
● Catching Rates for This Week (1〜5):5++
● Fishing Patterns & Reasons
    水温18度の山中湖は、フィールド全体がスポーニング状態に入っている。ネストがいたるところで見られ、ボート釣りの人がやや有利。パターンとしては、1.5mボトムとウイードの関係に注意したい。特にウイードのインサイドからショアラインに向かってキャストする方が釣れやすい。
● Pro's Tips
   

バスはシャローに密集していて、ウイードトップやインサイドにグッドサイズが付いている。昨日、一昨日ともに50〜55cmクラスのバスがこのパターンで釣れている。ルアーは、サスペンド系プラグ、バイブレーション、クランクベイト、ノーシンカー、ジグヘッド(1/16〜1/32oz)。ワームは、カーリーテール or シャッドテール。ネストを攻略したい人は、ラバージグとサスペンドシャッド(野本さんのご推薦は、ジップベイツ社のカムシンJr.)ポストスポーンの対策はまだいらない(←6月に入ってから)。


2002年5月8日
Navi:野本淳
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)
    水温15〜16度。シャローエリアにバスが密集している。45cmオーバーも釣れている。
● Catching Rates for This Week (1〜5):5+
● Fishing Patterns & Reasons
    例年のように、ウイードのアウトサイドで釣れた傾向は今年の春にはなく、水深は2m以浅。ネストは1m前後のウイードインサイドエッジで見られる。ハードボトムの多い北側斜面からバスがスポーニングに入り、ただ今、第1〜2陣のスポーニング中。シャロー全体にバスが散っているため、ボートの場合、前と後ろと関係なく釣れるため、四方八方にキャストして、バスを捜したい。
● Pro's Tips
    ボート釣りの人は、2〜3mレンジからショアに向かってキャストするのがベター。逆にいえば、陸ッパリの人のレンジにバスがいることを指している。ジグヘッドやスプリットリグを中心に、オススメはシャッドテールワームの3inに1/16〜1/32ozのジグヘッド(カラーは何でもバイトします)。ハードボトムにグリーン系のラバージグ。風がでたら、スピナーベイトに調子がいい。また、放流があった場所(平野、旭日丘エリア)もチェックしたい。

2002年4月30日
Navi:野本淳
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)
    今期最高の釣果とコンディション。山中湖は爆釣中!風に注意。
● Catching Rates for This Week (1〜5):5++ 
● Fishing Patterns & Reasons
    朝一番でも水温が12度と、春の安定した状況でグッドサイズのバスが釣れている。放流バス、ネイティブバスを問わず釣果がよく、(ガイド時)1人平均40cmクラスを20尾。50cmクラスも釣れている。ほどよい風と時間帯(朝10時くらいがベスト)がキモ!
● Pro's Tips
    ボート+陸ッパリともに、水深1.5〜2mを中心に岬+ワンドを捜す。ワンドの奥、ウイードのインサイドエッジにジグヘッド、サスペンドミノー、スティックベイト系のノーシンカーリグが最適だ。3mより以深のスポットは見捨てても、充分に釣れている。ちなみに、明日、旭日丘エリアで放流アリ!

2002年4月24日
Navi:野本淳
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)
    水温だけでなく気温も上昇が目立つ。半袖姿のアングラーも多い。非常に釣りやすい時期の突入しはじめた
● Catching Rates for This Week (1〜5):4.5 
● Fishing Patterns & Reasons
    曇りの日が多かった先週から一転して、今週から週末にかけては釣りやすい天気が続く予定。バスはシャローに上げってくるはずなので、陸ッパリでも充分に楽しめる。ポイントは、シャローとウイード。ウイードを絡めたパターンは外せない。
● Pro's Tips
    23日に開催されたJBII山中湖大会の結果にもあるように、シャローには第1陣のスポーニングバスが入ってきている。ただし、それはホントに最初のバスなので、絶好調に釣れる時期とパターンは、ゴールデンウイークのまっただ中になりそうだ。ライトリグを中心に、いろんなルアーを試して釣れるパターンを早くみつけ出したい。

2002年4月17日
Navi:野本淳
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)
    フィールド全体の水温が12度となり、先週あたりからスポーニングに入っているバスもいるようだ。風が強いため、ボートに人は注意したい。
● Catching Rates for This Week (1〜5):3.5 
● Fishing Patterns & Reasons
    釣果的には4をつけたいが、風の影響で釣りにくい状況がある。あらかじめ風裏となるエリアを考えておきたい。風が弱いエリアでは、春のパターン・フィッシングで30〜40cmのバスを釣り上げられる。
● Pro's Tips
    ライトリグ主体でパターンを組みたい。注目点は、風、ウイード、水質で、ウイードの色にあったルアーのカラーセレクトが吉とでる。また、逆に目立つカラーのルアーでリアクションでバイトを誘えば、数釣りも楽しめる。

2002年4月10日
Navi:野本淳
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)
    平均水温10度。エリアによっては13〜14度。水質、水位、ウイードともに言うことナシ!
● Catching Rates for This Week (1〜5):あえて4 
● Fishing Patterns & Reasons
    先週のパターンは、山中湖両端でバスが釣れていたが、その後SPG前や他のシャローエリアも釣れはじめている。注目したいのは、水中島。スプリットショットリグ、ダウンショットリグを中心に、スローで丁寧なアクションで攻略のすれば、グッドな釣果に期待できる。
● Pro's Tips
    最近の釣果としては、釣れれば35〜40cmオーバーのキレイなバスばかりで、春のパターンが開花している。1.5〜2mラインの新芽のウイードや水中島が魅力的だろう。予想としては、4月中旬〜2週間がベストな釣行日程。

2002年4月3日
Navi:野本淳
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)
    平均水温8〜9度!山中湖にも春の兆しが見えはじめた。風の方向に注意すれば、ほどよい陽気の中での釣行が可能。
● Catching Rates for This Week (1〜5):4 
● Fishing Patterns & Reasons
    2mラインのウイードに注目!先週と同じパターンで、バスの動きはまだ鈍い。しかし、多くのバスがシャローに上がりはじめているため、比較的バスの居場所を見つけやすい。なぎさ・アポロと平野ワンドのように、山中湖両端にバスが密集気味!風裏、シャロー、ウイードが決め手。
● Pro's Tips
    先日開催されたJB2の大会で優勝したのは、私の釣り仲間。5尾で5400gをウエイインしている。これを目指すには、上記のパターンを重視すること。ライトリグ主体で、ルアーの移動距離をなるべく少なくする。毎日水中の様子が変化する時期なので、釣行のタイミングを逃さないように!

2002年3月25日
Navi:野本淳
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)
    水温は6度前後と低いが、シャローを意識したバスは1〜3mラインに出てきている。風が強く、エリアによっては釣りにくい。
● Catching Rates for This Week (1〜5): 
● Fishing Patterns & Reasons
    昨年伸びたウイードを攻略するパターン。ダウンショットリグやジグヘッドリグをウイードに“引っかけて外す”というメソッドでバスを誘う。ルアーの移動をなるだけ少なくし、バスにルアーを見せることがコツ。バスのサイズは小さいがもう少し水温が高くなると、ディープの中型バスの数釣りができる。
● Pro's Tips
    ボート釣りなら魚探を駆使し、ディープのワカサギを見つけることとエリアの選択を重視したい。この時期のバスは一定のスポットやエリアに固まっていることが多い。陸ッパリ、ボート釣りともにスピニングタックルを手放せないが、バイブレーションやスピナーベイトのような広範囲を攻略できるベイトタックル系のルアーでウイードトップをトレースするのもいいメソッドだ。