FIELD REPORTの読み方:
● Field Conditionでは、釣行に役立つ“先週から情報提供日までの”天候、水質など、そのフィールドの状況を掲載。
● Catching Rates for This Weekでは、先週の状況と今後1週間の釣果をランク付けしたものを1(悪い)〜5(良い)で表現したもの。
● Fishing Patterns & Reasonsでは、状況と釣り方を詳しく解説。
● Pro’s Tipsは釣行時に役立つ、いわゆる“オススメ”情報を掲載。

2002年12月20日
Navi:佐藤順一
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)
    南湖の水温7℃、湖北はやや高め。風がきつい。
● Catching Rates for This Week (1〜5):3
● Fishing Patterns & Reasons
    南湖は水質が悪く、水温も低い。比較的湖北の方が釣れる。
● Pro’s Tips
   

この時期は風が強いので、ボートでの釣りが難しい。ボートで出るでのあれば、ディープのメタルジグが最適。逆に陸ッパリの方が釣果に恵まれる。湖北のワンドの奧、水深のある水路、釣りOKな漁港など水温が他のエリアより高いエリアを見つけられれば、バスはそこに集中しているだろう。


2002年12月12日
Navi:佐藤順一
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)
    風が強く、気温も冬相応に近づきだした。
● Catching Rates for This Week (1〜5):3
● Fishing Patterns & Reasons
    風と水温が問題だが、バスが密集しているエリアに入れば、比較的簡単に釣れる。
● Pro’s Tips
   

北西の風が吹き下ろしはじめると、冬本番の兆しが漂う。琵琶湖東岸はかなり釣りにくい。西岸は意外と風は弱いのだが、波で水が掻き混ぜられると水質が一気に悪化する。大きめのストラクチャー回りは、セオリーどおりだが、バスがついていることが多い。


2002年12月5日
Navi:佐藤順一
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)
    フォールターンの影響か、水質が非常に悪い。
● Catching Rates for This Week (1〜5):4
● Fishing Patterns & Reasons
    風があって湖北は攻略しにくい。ただし、数釣りを楽しみたいのであれば、南湖でも充分に釣れている。
● Pro’s Tips
   

水質は悪いものの、数は釣れている(最南端あたりはアタリもないが……)。木浜沖、3〜4mラインのウイードエリアで、サスペンド系シャッドプラグやスプリットショットリグで長い距離をドラッギングする。サイズは20〜35cmくらいだが、1日中このパターンで楽しめる。サイズアップをねらうなら、ディープエリアでワームやジグを動かさない釣りをする。しかし、ハズレる可能性が高い。


2002年11月6日
Navi:佐藤順一
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)
    水温が低下するも、バスに大きな影響はない。南湖は水質が悪い。
● Catching Rates for This Week (1〜5):4
● Fishing Patterns & Reasons
    沖めのウイードとサスペンドミノーがキモ。ベイトフィッシュを捜してクルーズするバスを攻略する。
● Pro's Tips
   

南湖は相変わらず水質が悪く、釣果とサイズともに湖北の方がベター。北のパターンは先週と同じで、3〜4mラインのウイードのエッジ。エッジの内側をねらうとバスのサイズが下がり、外側の何もないスポットをねらうとサイズがグ〜ンと上がる(このスポットにデカいのがクルージングしているみたい)。ロングビルのサスペンドミノーをゆっくりリトリーブすることが決め手。アクションを入れると、バスのサイズが落ちる。


2002年10月30日
Navi:佐藤順一
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)
    水温・気温ともに例年とおり。水質も渇水の影響を除けば、通常の状態だ。
● Catching Rates for This Week (1〜5):4
● Fishing Patterns & Reasons
    サイズを選ばなければ、1日、30〜40尾は楽勝釣れている。サイズを選ぶのであれば、魚探を使用して決め撃ちしたい。
● Pro's Tips
   

湖北のパターンは先週同様に、ウイードのアウトサイドエッジ、特に3〜4mラインをスピナーベイトのスローロールがいい。スピナーベイトのサイズは、1/2〜3/4ozでダブルウィローが最強。バスのサイズを気にしないなら、ベビーシャッド75で数釣りができる。トゥイッチを入れるとマメが釣れ、スローなタダ引きならサイズが多少上がる。南湖は浚渫周りを長めのワームのライトテキサスがいい。また、1〜2mラインのウイードでセンコー6inをエギングのようにシャクってフォールさせると、意外といいサイズのバスがウイードの中から出てきてバイトする。


2002年10月23日
Navi:佐藤順一
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)
    渇水の影響が強い。ただし、雨が例年のように少ないので水質はよい方。
● Catching Rates for This Week (1〜5):4
● Fishing Patterns & Reasons
    渇水の影響でバスのレンジが例年と異なってるが、逆にそのスポットを掴むと爆釣する(現在、佐藤さんは爆釣中だそうだ)。
● Pro's Tips
   

湖北の決め手はウイードで、3〜4mレンジのウイードのアウトサイドがいい。しかし、これにベイトフィッシュが絡んでいないと空振りする恐れもある。ルアーはスピナーベイトのスローロール、ベビーシャッドやステイシーのステディー・リトリーブ&ポーズ、またはトゥイッチ&ポーズが釣果を上げているメソッド。南湖でも岸際のウイードがメインだが、透明度の高いエリアをサーフェイスベイトで手返しよく攻めたい。ワームを落とすより釣果も上がる。


2002年10月1日
Navi:佐藤順一
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)
    雨は降ったが、渇水で湖全体が水不足。
● Catching Rates for This Week (1〜5):3
● Fishing Patterns & Reasons
    水質の悪さに加えて渇水と、コンディションは厳しい。南湖ではウィードが露出しており、釣りづらい。
● Pro's Tips
   

厳しい状況だが、全体では釣れているようだ。南湖ではカバーの表面をフロッグやバズベイトで引けばいいサイズが出る。北湖はウィードの露出が南湖ほどひどくはないのでトップが使える。大きなペンシルやバズベイトのようなうるさいルアーへの反応がいい。ポイントは減水で酸欠したベイトフィッシュが集まる河口や岬周りの水通しの良いところ。そういうところにはバスもついている。

2002年9月19日
Navi:佐藤順一
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)
    70cm〜1mの減水でシャローにはウイードの山がある。
● Catching Rates for This Week (1〜5):4
● Fishing Patterns & Reasons
    シャローの手前にあるブレイクやカバーが多いところにバスが密集している。レイク全体が秋のパターンに入った。
● Pro's Tips
   

サーフェイスプラグへの反応がよく、スピナーベイトはエリアや水深を問わず釣果に貢献してくれている。秋のパターンとして、バスはシャローに上がる傾向があるが、現在は減水状態なので、第1ブレイクなどをチェックするのがよい。また、ウイードやゴミなどヘビーカバーが多いところでは、フロッグやマウス系サーフェイスベイトでの釣りが楽しめる。たまにライギョが混じる。


2002年9月3日
Navi:佐藤順一
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)
    気温・水温がまた上昇している。レイク全体がタフ。
● Catching Rates for This Week (1〜5):3.5
● Fishing Patterns & Reasons
    また急激に暑さが増したためか、バスの活性は低い。沖のブレイクなど変化のある地形と水通しがポイント。
● Pro's Tips
   

サイズアップをねらう場合、タイミングを重要視したい。風が出た瞬間や湖流の流れの変化を見つけて、バイトを誘いたい。テキサスリグやジグヘッドリグで縦や横の釣りの両方に対応したい。ただし、小バスでもOKという人なら、釣果に問題なくよく釣れる。やはりシャローより沖の方が釣れる。

2002年8月20日
Navi:佐藤順一
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)
    風+台風によって水温が低下している。いい兆し。
● Catching Rates for This Week (1〜5):4
● Fishing Patterns & Reasons
    エリア的にはサマーだが、グッドサイズのバスはこの風と水温低下の影響で移動気味。
● Pro's Tips
   

この気温と水温が保たれれば、ビッグバスの動きがよくなるはず。今までライトリグ主体だったパターンから、重めのテキサスリグやクランクベイトなどで広範囲に手速くバスの居場所を捜すのもいいだろう。また、ウイードがビッシリと水面にまで伸びたスポットでは、ソフトフロッグ系サーフェイスベイト(スナッグプルーフのような)で楽しい釣りができる。


2002年8月12日
Navi:佐藤順一
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)
    暑い日差しに恵の雨!夕立に注目
● Catching Rates for This Week (1〜5):4
● Fishing Patterns & Reasons
    水通しのいいエリアを重視したパターンとなるが、先週末〜今週にかけて降る夕立が、バスの活性を上げている。
● Pro's Tips
   

レイク全体をとおして、テキサスリグはスイミングからフォーリング、また点の釣りまで対応できる。ウイード、ブレイク、浚渫などボトムの変化に気を配りたい。テキサスリグに使用するワームは、ビッグな方がベター。小さいワームでは、バスのサイズが上がらない。

2002年7月29日
Navi:佐藤順一
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)
    サマーパターン。バスのいる場所が限定されて、逆に釣りやすい!?
● Catching Rates for This Week (1〜5):4
● Fishing Patterns & Reasons
    ディープor浚渫のように深さがあり、多少水温の低いレンジを捜すか、ブレイク+ウイードのようにシェードになったスポットを攻めるか、エリア的にも限定されている。
● Pro's Tips
   

湖北は水通し、魚礁、ブレイクがカギになる。取水塔などの単体ストラクチャーも外せない。河口付近のウイードにはベイトフィッシュ(オイカワ)が群れていて、それに付いているバスは90%が40cmオーバーとサイズがいい。南湖は浚渫が中心になるが、ウイードエリアのテキサスリグのフォーリング+スイミングは効果的。ハードボトムであれば、ヘビ常でもOK。


2002年7月22日
Navi:佐藤順一
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)
    バスはサマーパターンへ移行中。サイズはイイのが釣れるが……。
● Catching Rates for This Week (1〜5):4
● Fishing Patterns & Reasons
    南湖ではウイード密集していて、イイ意味悪い意味でバスを捜し出すには丁度イイかもしれない。エリアやスポットが限定される。水通しのよいエリア、サーモクライン、ベイトフィッシュがカギとなる。
● Pro's Tips
   

琵琶湖全体において、バスはサマーパターンの定住地を捜している状態にあり、「昨日までいたのに、今日はいない」のようなこともよくある。よりベターな地形を求めて、バスは日々移動中だ。ただし、コンタクト・ポイントを通り移動しているので、地形を見極めれば捜し出せる。ウイードエッジのテキサス、フロリダリグのフォーリングはマスト・メソッドだ。


2002年7月16日
Navi:佐藤順一
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)
    台風の影響で増水+ニゴリ。水温はやや低下気味
● Catching Rates for This Week (1〜5):3.5
● Fishing Patterns & Reasons
    増水とニゴリ、そしてサマーパターンが入り乱れているため、レイク全体的でバスのいるエリアが限定されてきた。釣果はあまりよくないが、釣れるバスの大半が40〜50cmとサイズはいい。
● Pro's Tips
   

インレットのサンドバー+ウイードでサーフェイスベイトやスピナーベイト、また少し沖側のブレイクをラバージグやテキサスリグで探りたい。しかし、ニゴリがあるため、今はアウトレットの方が釣果はいい。シャローでは特に増水に伴い、冠水したブッシュなどにもグッドサイズがついている。ディープは浚渫、ディープホールなどでも釣れはじめているが、上手く魚探を使わなければ時間だけが消費されるので、スポットを絞ってバスを捜し出したい。


2002年7月2日
Navi:佐藤順一
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)
    曇り空が続いた先週だったが、週末は気温もさがり釣果が落ちた。
● Catching Rates for This Week (1〜5):
● Fishing Patterns & Reasons
    南湖のシャローフラット、ウイードエリアで楽しい釣りが充分できる。ガイドでは1日中サーフェイスベイトを使用し、ラン&ガンで攻略。先週から今週にかけて、50cmオーバーのキャッチ率は毎日100%!
● Pro's Tips
   

レンジは1.5mだが、ウイードが水面にまで伸びきっていないエリアを選ぶこと。オススメはガニッシュ115のノンストップ・ドッグウォーク。ややスクラッシュが出るようにアクションをつける。また、音が大きめのバズベイトもイイ。今後、バスは沖合いの水通しのいいエリアに移動するので、そのことを念頭に置いてパターンを組みたい。


2002年6月24日
Navi:佐藤順一
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)
    トップで爆釣中!恵の雨に感謝。
● Catching Rates for This Week (1〜5):
● Fishing Patterns & Reasons
    長く続いた農薬混じりの田んぼの水も、連日の雨で洗い流され、琵琶湖に新鮮な水が戻ってきた。バスの反応もよく、アーリーサマー・パターンを意識したメソッドでバスを釣りたい。
● Pro's Tips
   

3mボトムを中心に、ウイードトップにビッグサイズのサーフェイスベイトが、今もっとも面白い。このウイードがブレイクと重なり合うところが、一番のキモとなっている。風が出たりしてトップへの反応が悪くなったときには、水面直下のスピナーベイトをトレースすれば、またバイトが得られる。1日50尾の目標もクリア可能か!?


2002年6月18日
Navi:佐藤順一
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)
    先週梅雨入りしたものの、雨は少ない。
● Catching Rates for This Week (1〜5):
● Fishing Patterns & Reasons
    梅雨入りしたはずなのに、晴れの日が多いくらい。晴れたら沖合のウイードエリアの中にいるバスをねらってテキサスかノーシンカーがいいだろう。曇りの日ならトップで大きい魚をねらえる。
● Pro's Tips
   

先週に引き続いて、南湖・湖北のワイドフラットのウイードエリアが釣れる。曇りの日のトップねらいは、湖面に波気がなければサーフェスベイト、波気があればスピナーベイトの表層引きがオススメ!


2002年6月12日
Navi:佐藤順一
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)
    梅雨入り宣言(6月11日)が入り、琵琶湖も雨。しかし、恵みの雨!
● Catching Rates for This Week (1〜5):
● Fishing Patterns & Reasons
    連日の晴天が続き水温上昇も止まらなかったが、久しぶりの纏まった雨と梅雨入りで、湖流が生まれ、琵琶湖全体をリフレッシュさせた。前線の影響でバスは浮き気味。サーフェイスベイトでヒット中!
● Pro's Tips
   

アフターから回復したバスが、南湖・湖北のワイドフラットのウイードエリアに密集しはじめた。稚アユのスクールにも要注意。サーフェイス・ゲームが楽しい時期で、大型のサーフェイスベイトでグッドサイズのバスも多数釣れている。


2002年6月12日
(佐藤さんの池原ダム遠征情報です)
Navi:佐藤順一
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)
    日本最大の降水量を誇る紀伊半島のイケハラだが、現時点では雨が少なく減水中。
● Catching Rates for This Week (1〜5):1〜2
● Fishing Patterns & Reasons
    連日訪れるアングラーからのフィッシング・プレッシャー、減水の影響によるプレッシャーがバスをナーバスにしている。ゆへに、パターンとしては、それでも水に動きのある湖流のあたるベンドや岬などエリア選定をメインにバスの居場所を絞り込みたい。
● Pro's Tips
   

ハイプレッシャーなので、ライトリグ中心になるだろう。アフターのバスを攻略するならスプリットショットリグで横移動のアプローチ。また、ノーシンカーリグで丁寧かつスローなプレゼンテーションを忘れずに。梅雨に入り降水量が上がれば、バスの活性は上がるはず。バックウォーターなど新鮮な水が大量に流れ込むインレットをチェック。


2002年5月28日
Navi:佐藤順一
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)
    琵琶湖周辺は天候がよく、釣り人には釣りやすくとも、バスの釣果には反映してないようす。
● Catching Rates for This Week (1〜5):3
● Fishing Patterns & Reasons
    2〜3mラインにバラついているバスが塊はじめている。ポストスポーンバスの回復も進行し、魚体のキレイなバスも釣れはじめた。ただし、梅雨にかけての荒食い状態まではいたっていない。天気のいい日が続いたことで、バスも少しナーバス気味。
● Pro's Tips
   

レイト・スポーンバスと回復後のバスがややシャロー付近にいるため、陸ッパリの人でもねらいやすい。水面にまで伸びきっていないウイード+フラットエリア、アシ際でグッドサイズが釣れている。秋に使うルアーを常備し広範囲に攻めるのも、この時期の琵琶湖を楽しむ方法の1つ。


2002年5月22日
Navi:佐藤順一
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)
    南湖と湖北ともに、完全ポストスポーン状態。ポストの中でも回復気味のバスと回復途中もバスがいるので、その部分がキモ。
● Catching Rates for This Week (1〜5):
● Fishing Patterns & Reasons
    田んぼから流れ出た農薬混じりの水が、琵琶湖全体を覆っている状態だが、湖北は比較的影響が少ない。ポストの回復バス(特に南湖)は沖合いに散りだしているので、スポットを定めるのが難しい。逆に湖北は、スポーン直後なので、ストラクチャーに着きやすく捜しやすい(田んぼの水の影響は梅雨まで続きそうだ)。
● Pro's Tips
   

メソッドは、スローアクションが中心でライトリグ。スプリットショットがオススメ。南湖の沖にいるバスは、バイブレーションやトップなど広範囲に探れるルアーでのバイトも多い。陸ッパリは厳しいので、釣りやすいレンジにいるエリアを捜す。湖北もメソッドは同じだが、南湖に比べてバスはショア寄り。ガイドでは数釣りというより、むしろビッグバス狙いで、40〜50cmが中心に釣れている。


2002年5月13日
Navi:佐藤順一
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)
    ポストスポーン+マッディーウォーターで南湖は少々沈黙
● Catching Rates for This Week (1〜5):3
● Fishing Patterns & Reasons
    完全ポストスポーン状態の南湖は、回復したバスと入り乱れている。この状態は、梅雨に入るまで続くが、その前に大雨と田んぼからの水(マッディー+農薬)が南湖を沈黙させている。しかし、場所移動で比較的キレイ水質のエリアを捜せば、問題なくバスは釣れている。
● Pro's Tips
   

エリア選定に重点を入れる。シャロー+ウイードエッジ+ブレイクが、キモだ。特にシャローフラットのウイードエリアでは、バイブレーション、スピナーベイトのような陸ッパリでも充分に通用する“遠投可能ルアー”で攻略したい。また、ワームの場合、浮力のあるワームを使用したスプリットショップリグで、ダートアクションを再現しよう。


2002年4月29日
Navi:佐藤順一
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)
    琵琶湖南湖は完全ポストスポーンに突入。
● Catching Rates for This Week (1〜5):5
● Fishing Patterns & Reasons
    先週に続き、中型バスのスポーニングはあるものの、楽しい釣りができるのは、ワンドウイード絡み。インサイドエッジについたバスを釣るパターンが的中している。釣れるのは回復のはじまったメスバスで、オスバスは未だネストを守っている。
● Pro's Tips
    ルアープレゼンテーションはスローが基本。ポストスポーンのバスには、縦の動きより、横の動きを注意したい。そのため、ルアーはスプリットショット、スピナーベイトばど、一定のレンジをトレースできるタイプを優先にしたい。

2002年4月22日
Navi:佐藤順一
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)
    水温上昇の早い南湖はポストスポーン、湖北はいよいよスポーニングの兆し。
● Catching Rates for This Week (1〜5):4.5
● Fishing Patterns & Reasons
    南湖では第3陣のバスがネストに入る兆しがあり、早くもポストスポーンから回復したビッグバスが釣れはじめている。逆に湖北では第1陣と思われるバスがネストに入り、こちらでもビッグバスが釣れている。パターンの見極めは、曇り〜雨空!
● Pro's Tips
    連日釣り人が増加している琵琶湖だけあって、プレッシャーも高い。他のアングラーより大きなバスを釣りたければ、2〜3mレンジのストロングパターンがオススメ。数釣りであれば、アシ際やそのアウトサイド、ワンド外にあるウイードのインサイドに適さすリグ、ラバージグ、スピナーベイトでアプローチする。フォローのライトリグを忘れずに。

2002年4月17日
Navi:佐藤順一
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)
    琵琶湖南湖の平均水温は15度に到達。水質もよく、いたるところでバスが釣れている。
● Catching Rates for This Week (1〜5):5
● Fishing Patterns & Reasons
    スポーニングバスは、すでに第2陣がネストに入っている。今週末、シャロー下のブレイクでは第1陣のポストスポーンバスと第3陣のプリスポーンバスが入り乱れる状態。ルアーはハードからソフトベイトを問わず、全体的にシャローの釣りが楽しめる。
● Pro's Tips
    連日大会が開催されたこともあり、ポストスポーンバスであれ、プリスポーンバスであれ、バスはナーバスな状態にある。シャロークランクやスピナーベイトはスローに、ソフトベイトならライトリグをメインに使用したい。スポットによっては、アシ際のテキサスリグはビッグバスを釣り上げる可能性を上げる。また、センコーのようなバルキーワームをフォローベイトとして押さえておきたい。「過去2週間・琵琶湖の動き」は、こちらから。

2002年4月1日
Navi:佐藤順一
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)
    安定した天候と水温が先週の決め手となった。前半は気温も高かったら、後半は曇りのち雨。しかし、シャローバスのコンディションは、グッド!
● Catching Rates for This Week (1〜5): 
● Fishing Patterns & Reasons
    シャローのオスバスがネストを作る雰囲気を持ちだし、グッドサイズのメスバスがシャローに上がりはじめている。琵琶湖南湖周辺では、これをスポーニング第1陣とみていいだろう。ただし、グッドサイズのメスバスを釣るのはまだ難しく、数釣りなのか一発オオモノねらいなのかをハッキリさせたパターンがいいだろう。
● Pro's Tips
    基本的には、スピナーベイトのスローローリングがグッドサイズには最適。2mライン前後に気をつけたい。数釣りであれば、シャロークランク、シャッド系サスペンドプラグ、食い気のないバスにはテキサスリグが威力を発揮しているので、今週末くらいまでは、このパターンが効きそうだ。

2002年3月25日
Navi:佐藤順一
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)
    昨年より早く温かくなった琵琶湖。桜も満開ではあるが、水中に春が来るにはもう少し時間がかかりそう。過去1週間はいい日もあれば、最悪の日もあり、まだバラツキが多い。
● Catching Rates for This Week (1〜5): 先週前半3,中盤5、後半0
● Fishing Patterns & Reasons
    温かい日が続いたため、アングラーはもうスポーニングに入っていると考えてしまうが、実際はまだオスバスが少しシャローを意識しはじめた感じ。サスペンド系シャッドプラグで20〜40cmのバスが1日に30〜40尾。悪くはないが、天候によって左右される。先週は50cmアップも釣れてる。
● Pro's Tips
    2〜3mボトムをスピナーベイトのスローローリングでズルズルとやれば、ブレイクや魚礁についているメスバスを攻略できる。ただ、それでは1日に数尾しか釣れないパターンなので、シャローを攻めればオスバスの数釣りが楽しめる。ワンドのウイード、エビモがキモ。スポーニング絡みでは、ハードボトムを気を配る。アオリドロがあるようなエリアは水温が温まりやすく、保たれやすい。