池畔のところにビクが並んでるのは、見えますか?これが主催者側が用意した専用ビク
 
なぜか釣りビジョンのインタビューを受けるウチの奥さん
 
よく考えたら、こんな小さなネットではデカいのが掛かったとき、入らんやん
 
「すいません、名前が呼ばれませんけど……」と2回戦進出名簿を読み上げる係の人に言うと、「カタヤマさんは1回戦敗退ですね」と告げられた
 
カップルだけでなく、親子での参加も多かった。赤いコートの男の子(上の写真)は、ぎょうさん釣ってました
   
 
2回戦進出を決めた選手は、クジ引きで次ぎの池と組み合わせを決定する
 
負けてやることがなくなったボクは、裏にあった公園で寝ることにした。そのころ奥さんは、ウマイ人のテクを盗んでいたという……
本戦1回戦は、フライ専用池!

 11月17日、午前6時から受け付けがはじまる。参加費はゼロで同釣り場の1日券を購入すれば参戦できる仕組みだ。
 
 本戦1回戦は、2回行う予定になっていたので、その理由を釣りビジョンのプロデューサー・大石泰弘さんに伺ってみた。すると、
 「参加者が多いので、1回戦を2回行うことにしました。1回では参加者が重なりあって釣りにならないし……。だからといって、3回では時間がかかるので、もっとも妥当な人数ということで1回戦を2回行なうスタイルに決めたんです」とのこと。
 朝霞ガーデンの池を4つ使用し、1つの池に30名が集結して各池から15名が勝ち上がるシステム。これを2回やると、1回戦が終了するというわけだ。
 いよいよ本戦開始。プラの成果を見せるときが来た!
 ボクたちが指定されたのは、朝霞ガーデンの奧から2つめの池。普段はフライ専用池として使用されているこの池が、ウチらの1回戦の戦場となった。フライをやらないボクにとってはまったく未知の池だが、大会用の放流もあり、開始前からトラウトがライズしていて、周りのみんなもソワソワしていた。
 選手はそれぞれにリボンをわたされていて、それに番号が書いてある。その番号順に池畔においてあるビクのところに立って釣技するわけだ。
 そして、午前8時10分。スタートの合図が出される。
 みんなワンキャストめからバカバカと釣り上げている。焦る気持ちを押さえながら、ボクたちもキャストを続ける。とりあえず、開始15分くらいは何にでもバイトしてきたが、プラグよりスプーンのほうが反応がいいようだ。
 開始から20分が経過すると、ビクを持って対岸に移動する。理由は、「指定された場所が偶然よくて勝ち抜いては面白くないから」とのこと。移動すると、今度はバイトが少なくなった。やはり、場所というのは大きいんだね。
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