バスフィッシング・ベーシックリグ
The Basic Rigs in Bass Fishing

・はじめに
   
  ここでは、バスフィッシングにおいて多用されるリグとその作り方を掲載することにしよう。リグとは、ソフトプラスティックベイト、通称ワームをラインやフックにセットアップするための方法、またはそれを使用した釣法を指す。
 バスフィッシングにおけるリグは多種多様で、フィールドのエリアやスポットによってベストなリグを選びたい。なぜなら、リグ1つで釣果に差がでるほど重要だからだ。ゆえに、ベストなリグをチョイスすれば、より多くのバスをキャッチすることに繋がる。
 リグとは、ソフトベイト類を使用するための“仕掛け”として、バスフィッシングの本場アメリカで誕生し、古くから使用されてきたメソッドである。そのため、日本で使用されているリグの大半はバスフィッシングの伝来とともに、日本に移入されたものがほとんどだ。その中には古くから使用されてきたテキサスリグ、キャロライナリグに加え、日本で考案され、逆輸入の形でアメリカに広まったダウンショットリグなどがある。
 つまり、リグとはさまざまなフィールドやコンディションに合わせることができる “ソフトベイトフィッシングの基礎”といえるものなのだ。実際には、リグにも“流行りすたり”あるが、「流行りが終わったから釣れない」というものではなく、逆に使い込めば使い込むほどそのリグを理解し、使いこなすことができるものだともいえる。 
 basswaveでは数多く存在するリグの中で、もっともポピュラーなものを掲載・解説してこう。
 その前に、ワームを“リグる”ための必要不可欠で代表的なアイテムをピックアップしてみたので、こちらも参考にしてほしい(バスフィッシングにはそれ専用の用語があるので、わからない単語が出てきた際には、バスフィッシング用語集を参考にしながら進んでほしい)。
 また、これらのリグを使用したテクニック(釣り方)は、別の項で紹介しているので、釣り方に関してはそちらを参考にしてほしい。