US OPEN 参戦記(続き)
【3日目】
昨晩からTVを付けるとテロの様子だけしか放送されていない。何を言っているのかも解らないし、飛行機は飛んでいる様子も無い。英語が出来る人達は帰国の飛行機を心配しているようだが、どうせ電話しても通じない事を知っているので、テロ対策は何もせず(何も出来ず?)3日目を迎えた。
この3日間、毎朝スタート前に行われていた事だが、アメリカ国家、そして次に君が代のメロディーを流しながら国旗掲揚をする。選手達は喩え準備の最中でもその手を休め、帽子を持った手を胸に当てるが、この日行われたこの儀式はやはり通常の時とは大きく違った。黙祷をささげる人、下を向いたままの人・・・・。昨日私が一緒に釣りをしたおじいちゃんは、消防士である。今日はトーナメントをせずに帰宅した。通常の状態では無い中で3日目を決行した事について少々戸惑いも感じたが、アメリカ人はこんな事でくじけないと言う意志の現れだったのかもしれない。
さてこの日、やっと念願のナイスガイな若者のトーナメンターとペアーを組む事になった。期待は大である。ただ、彼は私をホテル迄迎えには来てくれないとの事だったので、ホテルからミード迄はキャロルにお願いして辿り着いた。迎えに来てくれない・・・って、かなり珍しい事だと思うのだが、話しをしている内に納得した。彼はベガスでは有名な“サーカス・サーカス”と言うホテルに勤務しているため、同業のホテルには入りたくなかったらしい。
その彼は今回が初参加、しかもプラクティスでは釣果ゼロ!開口一番、「僕はこの2日間、ノーフィッシュだよ!今日も釣れる気がしないから任せたよ・・・」って、オイオイ、私はミードの地図さえ持っていないんだぞ!かなり期待は裏切られてしまったようだ。
ただ、ラッキーな事に彼もシャローでのハードルアーが好きだと言う事だ。彼が知っていると言うスポットは3箇所、その内の2箇所目を回った時である。生え始めの葦が密集しているような場所(キシミーグラスのような感じ)に差し掛かった。私が大好きな景色である。ワクワクドキドキしながら、#7/0オフセットフックにリバーサイドの本家トップガン7インチをセットした。準備は万全である・・・・?へっ??なんで??彼はそのナイスなすポットを無視して通り過ぎてしまったのだ。さっきの場所をやりたいと言うべきか、言わないでおこうか悩んだが、後でブチブチ言うより今言おう!と「あそこにもう一度行って欲しい・・・」と、良い年をしたおばさんだが、一所懸命可愛い子ぶって言ってみた。彼の返事はOKだった。大成功、やりーぃ!
先ほどセットしたワームを岸に落とした。そこから草の上をピチャピチャとさせ、その切れ目に落とし込んだ。『グアバッ』出た!!!が、テンションが掛かっていない。そのままホールさせて数秒後、ワンジャーク・・・今度はズシンと手ごたえを感じた。一気にフッキングさせるが、カバーの中に向かって大暴れをしてくれた。へへへ・・・なかなか良い感じ!!無事キャッチした後に、欲をかいて再度キャストするが追加する事は出来なかった。結局彼が持っている3箇所で釣る事が出来たバスは2本、でも2本共にキャッチ出来たから自分としては良しとしよう。最後に彼が「今日はあんたのお蔭で2本をウエイイン出来て良かったよ!ありがとう・・・」と言ってくれたような気がする。翌日彼がホテルに来た時、「これはあんたの友達の分だ・・・そしてこれはあんたに!」と言ってミードの地図をわざわざ買ってきて来てくれた。昨日ウエイインの後、マリーナ迄出かけて行って買ってきてくれたらしい。紙の地図が20枚、ウォータープルーフになっている高価な湖沼図を1枚・・・・。(20人も配るような友達いたかな?)嬉しかった。そして来年もエントリーしなよ!プラクティスは僕で良ければいつでもOKさ!(と言ったような気がする)と笑顔で握手をした。
今回、立派な成績は残す事が出来なかったけど・・・でも、大勢の方と交流が持てた事、自分のバスをウエイインに持ち込めた事、パートナーの全員から、「お前は良いパートナーだ。ありがとう!」と言って貰えた事は私にとって最高に嬉しい言葉だった。
最後に・・・・手続きさえ出来たら誰でも参加出来るトーナメントです。是非、挑戦してみませんか?手続きはこのHPで紹介されていますし・・・・。さて、今年も行くぞ!!
今年こそ、一攫千金だぁ〜!!!これを読んで参加して、優勝なんて事になったら私に御飯ご馳走してね♪ |
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