タフな状況下、見度となバスを持ち込んだカー
 
カーは初参戦で初優勝を成し遂げた
 
初日の成績は不本意だったが、最終的に2位でフィニッシュ
 
ドビンス
 
ヴェルヴィックは3度めの優勝ならず
 
レンジャー・トラック
 
底力を見せた桐山さん
 
昨年、桐山さんは22位。今年は4位と好成績を残した
 
キム・ベインはオーストラリアから参戦した女性アウトドア・ライター。AAA部門17位に入賞
 
16位入賞の加藤さん
 
国歌斉唱風景
 
ジョン・マーレーは8位に入賞
 
今年で8回めの参戦となる前田秀樹さんは、24位に入賞
 
鈴木さんは有名プロと同船するし、入賞するしで、素晴らしい運と実力を発揮した
 
超有名プロ、ディーン・ロハスと同船した池田修一さん。35位にフィニッシュ。ロハスは12位入賞
 
矢田さんはサンディエゴ在住だけにミードの釣り方を知っていたのか!? 見事2位獲得

U.S. OPEN 2003 最終日

 U.S. OPEN 2003最終日、同大会初参戦のジョン・カーが優勝することで幕を閉じた。カーは初日3位に付け、2日め2位と徐々に順位を上げて優勝した。また初日にはビッグフィッシュ賞も獲得している。
 カーは「今日もハードワークに明けくれたよ。でも1尾を釣り上げたら、突然風向きが変わって、そのスポットが潰れてしまった」とタフな状況に立たされていたことを告白。「パートナーにスピナーベイトを私のスプークの下をトレースするようフォローをお願いした。彼はそれで2尾を釣り上げ、私はその時点で3尾。時間配分を考えて、移動した。その後、私がスプークで1尾、パートナーがスピナーベイトで1尾を追加した」と述べている。
 2日めのジャンプアップで猛チャージを仕掛けたゲーリー・ドビンスは、「エリアに着くと、風向きが変わって移動せざるをえなかった。メインレイクに行ってみたがスゴくラフで、最終的には風が当たっている側のバンクで勝負した」と語ったが、惜しくも優勝をあと1歩のところで逃した。

 今年もまた日本人参戦者が大健闘した。ボーター部門で出場した桐山孝太郎さんは、昨日の19位から4位にまで順位を伸ばし、見事入賞を果たした。本人も「初日の68位がなければ、もう少し上位を狙えたはず」と苦笑しながら答えたものの、笑顔で表彰式を迎えた。
 AAA部門では、サンディエゴ在住の矢田淳さんが2位に、鈴木美香さんは2日めのビッグフィッシュ賞に加え、12位に入賞した。また、加藤宏幸さんも16位に入賞している。


初日ボータートップ5
1位:ジョン・カー(27.51Lb)
2位:ゲーリー・ドビンス(26.15)
3位:バイロン・ヴェルヴィック(23.59

4位:桐山孝太郎(22.82)
5位:クリフォード・パーチ(22.15)

最終日のボーターの順位
最終日のAAAの順位
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