機内での過ごし方
第3回
 
機内での過ごし方
ラスベガスまで10時間。あなたはどう過ごす!?


 basswaveスタッフの機内での過ごし方は、1)仕事に追われていて機内で仕事をする場合、2)映画を見る場合、3)前日に仕事を徹夜でしてそのまま飛行機に乗り込み、機内ではひたすら寝る場合がある。なにしろアメリカまでは長時間のフライト。機内では快適に過ごしたいものだ。
 
 機内には、少なくともバッグ1つを持ち込みたい。手ぶらで乗る人もいるが、ほとんどの人はお菓子や飲料水、雑誌などを持ち込んでいるようだ。ただし、テロの影響もあって機内持ち込みの荷物検査は厳重になっている。ナイフ類はもちろん、ハサミや縫い針、爪切りなど、鋭利な物品は容赦なく没収されてしまうので注意すること。
 機内持ち込み用バッグに詰めたいものとして挙げられるのは、まずは現金やクレジットカード、パスポートなどの貴重品。機内では手加減なしの冷房状態なので、上着を持ち込むのもいいだろう(薄い毛布は用意されているが)。また、洗面グッズやスリッパを持ち込む人もいる。
 また、薬も手元に置いておきたい。スーツケースに入れてしまったために、機内で気持ち悪くなり結構辛い思いをした経験もある。
 
 食事は曲者だ。個人的な意見としては、どの航空会社でもエコノミーの食事は100%満足いくものが出た試しがない。仕方なく食べたとしても、やはりお腹が空く。そこでbasswaveスタッフはお菓子を持ち込むことにしている。映画を見るときにコーラとポテトチップが必要なのは、私だけだろうか。コンビニでおにぎりなどを買って持ち込む人もいるようだが、どちらにせよバッグに入れて持ち込みたい。
 飲み物くらいはもらえるので、乗務員を呼ぶなり、自分でもらいにいくなりすればいい。アルコールも出してくれるが、飲み過ぎには注意。
 JALに関しては、なんと21種類のメニューがあるとか。だから、もしベジタリアンであったり宗教上食べられないものがある場合、事前に伝えておいたほうがいい。
 ちなみに機内は全席禁煙なので、喫煙者はガマンあるのみだ。トイレの中なども禁煙で、万が一喫煙した場合は高額な罰金を支払うハメになるので注意。なお、アメリカでは空港内もほとんどが禁煙なので(ラスベガス国際空港の第1ターミナル内には例外的に喫煙所があるが)、原則としてタバコは屋外に出るまでガマンすること。
 とりあえず寝たい人には、アイマスクや耳栓は睡眠を助けてくれる。携帯用枕は首を安定させてくれるので便利だ。また、気圧の関係で足がむくむことが多いので、靴を脱いでスリッパに履き替えると、足がスッキリする。
 

深部静脈血栓症の恐怖!


 近年よく新聞などで取りだたされている機内で発生する病気。最悪は死に至るという恐怖の「深部静脈血栓症」とは、俗にいう「エコノミー症候群」である。前の座席と近いなどの理由から、一定の姿勢のまま下半身を動かさずにいると、大腿の奥にある静脈に血が溜まる(深部静脈血栓)。この血栓が肺に入ると、肺の血管を閉塞し、呼吸ができなくなる(肺塞栓)。コワイ。
 これの予防法としては、足の指を開いたり閉じたりしたり、足首を回したり、座った状態でつま先立ちしたり、ふくらはぎや太股を揉んで血行をよくしてやることがいいとか。時折席を立って屈伸運動をするのも効果的だという。
 また、糖分を多量に摂取すると血液の循環が悪化する。冷え性の人も注意が必要だ。
 
 

 

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