現地自由行動をどう過ごす?
第3回
 

ハーレー・ダビッドソン・カフェは、ラス・ベガス市街地の中でも有名な場所だ。強面のお客さんが多そうだが、意外と安全
レイク・ミードのコールビル・ベイにあるレクリエーション・センター。情報案内とかトイレがある。パートナーとの待ち合わせ場所に使用されることが多い
トイレついでに、湖上のトイレを紹介しよう。数は多くないが、このような簡易トイレがレイクの上に浮いている。シッカリみたい人は、クリックして拡大
basswaveスタッフのフェイバリット・プレイス、ウォール・マート!日用品店なのだが、釣り具、ハンティング、貴金属、衣服、食べ物など何でも売っている。フィッシング・ライセンス、ライジャケ、釣り具などはここで購入できる

現地自由行動のナゾ

現地での危険度はどう調べればいいのか?


 アメリカ釣行の場合、昨年の同時多発テロもあり、「危険なのではないか?」ということが頭に浮かぶ。しかし、国外に出るということは、文化が異なれば、経済背景も異なる。もちろん、犯罪が多発する地域もあるだろうが、バス釣りが盛んなフィールドの周辺は小さな町であることが多く、ビッグシティーのN.Y.やL.A.と比較すると、犯罪率は低いともいえる。安易に安全だと言い切れるわけではないのだが、危険な場所(裏路地など)に行かなければ、身の危険は少ない。
 U.S.OPENが開催されるレイク・ミードの近くには、ラスベガスがある。多くの参戦選手がこの町か、近くの小さな町に滞在して3日間の大会をこなす。さて、実際に、「ラスベガスは危険なのか?」を外務省ウェブサイトで調べてみた。以下は引用。
 
 「犯罪発生率はロサンゼルスやニューヨークと同程度で、大規模なカジノ・ホテルが立ち並ぶ表通りは比較的安全といえますが、夜間人通りの少ない裏道等に立ち入ることは避けることが必要です。また、日本人旅行者がよく被害に遭うのは置き引き、スリ等の窃盗犯罪で、特に、カジノでゲームに夢中になっている隙に、脇に置いておいたバッグ等を盗まれるケースが増えています」。
 また「国別海外安全情報FAXサービス(03-3584-3300)でも調べられる。
 
 
海外旅行(釣行)には何を持って行くべき!?
basswaveスタッフが選ぶ持っていきたいものベスト10


●薬(常備薬):現地では日本と同じ薬は購入できない。また、水や食べ物が合わないことも考えられるので、薬は必携だ。ピルケースなんかに入れて持っていくと、それっぽいし、カッコいい。
●ペン:どこでもスグにサインが書けるように……ではなくて、入国書類の記入などにも重宝するので、スグにメモれるように手持ちのバッグに入れておきたい。小さいノートもあると便利だ。
●カメラ:せっかくの海外釣行。記念撮影するでしょ?
●折り畳み傘:大会参戦時にはあまり必要ないと考えられているが、ちょっと出かけるときなんかに最適。ポンチョなどでもOKだ
●小型トラベル用電子辞典:英語を話せる人はいらないけど、話せない人は持っていてもいいかも。
●バッグ:何かを入れて運ぶときに、予備のバッグがあると助かる。
●身分証明書のコピー:パスポートや国際免許証のコピーをとっておきたい(もちろん、保管は別々に)。万が一パスポートを再発行するときなどに役立つ。
●クレジットカードの控え:控えを持っておかないと、なくしたときに面倒。ただし、他人に番号などを見られないように注意。
●割り箸:テイク・アウトした食べ物をホテルで食べるときなどに役立つ。最近はスーパーマーケットでカップラーメンを売っていることもある。使い捨てフォークでもいい。
●ガムテープ:壊れたもの、締まらないものをグルグル巻きにするのに便利。
 

チップは、いくら渡せばいいの!?


 海外旅行でよくある悩みは、チップを「一体いつ、どこで、いくら渡せばいいんだ!?」ということだろう。チップを渡すという習慣のない国に育った人であれば、そう感じるのが当たり前。レストランでチップを渡すならともかく、枕を借りるとき、トイレを使用するときもチップを払うケースがある。慣れていないと、タイミングがわからないし、額も迷いがちだし、細かいお金を持っていなかったりもする。
 ベッドメイキングに払うチップは、1ドル程度で充分だろう。でかけるときに枕の下に1ドル札を置いておけばOK。ポーター(荷物持ち)には、荷物1つをが1ドルというのを基準にしたい。
 レストランでは、ファースフードでは払わなくていい。ファミレス・レベルのレストランであれば、全額の10%。ちょっといいところなら、20〜30%を置いていきたい。
 チップはテーブルに置いていくのもいいが、担当のウエイトレス(ウエイター)がいるので、その人が会計しにきたら、お金を払う際に「お釣りをキープしてくれていいよ」と言ってもOKだ。17ドルの食事をして、20ドル紙幣で支払って、「キープ・ザ・チェンジ」と言えばいい。“チェンジ”とは一般的に、小銭、お釣りのこと。ただし、両替するときもチェンジという。紙幣の両替はexchange。
 
 紙幣両替のことも書いておこう。一番確実なのは、あらかじめ日本の銀行で両替を済ませておくことだろう。空港にも両替できる場所があるが、何らかの理由で時間がなくなってしまった場合、両替しないまま出国することにもなる。空港で両替をする場合は、早めに空港に着いておくこと。
 アメリカに入ってから両替する場合は、到着した空港やホテルなどが便利。ただし、モーテルや小さなホテルでは両替をしていないこともあるので注意。また、町中の銀行などは営業時間が限られているし、時間も無駄になってしまうので、こちらも注意したい。
 アメリカの場合、なにをするにもクレジットカードが一番便利なのだが、多少の現金は必要。ファストフード店ではクレジットカードを受けつけてくれないことが多いし、自動販売機や小額のチップを払うケースでは現金以外に方法がないのだ。

 
 

 

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