2006年12月31日

<2006中国アニマル大集合>ひと網投げて獲れたのは、300kgのカラチョウザメ

 2006年10月20日の午前9時ごろ、湖北(こほく)省武漢(ぶかん)市の漁師・蒋(ジャン)さんが長江第三橋で漁をしていた時、300kgもあるカラチョウザメを誤って獲ってしまった。通報を受けた武漢市漁業管理所の職員たちが、直ちに現場に駆けつけて救出活動を行った。

 調べによるとこのカラチョウザメは雌で、産卵場所へ向かって泳いでいたところ、蒋さんの網に掛かってしまったようだ。30分程の救援活動の後、この巨大な魚はついに網から外され、長江に戻された。

 カラチョウザメ(中華チョウザメ)は「生きた化石」ともいわれ、中国の国家一級保護野生動物に指定されている。三峡ダムの建設によって生息域を失うことになり、絶滅の危機に瀕している。

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Posted by jun at 2006年12月31日 10:35 in 魚&水棲生物

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