2006年12月30日

琵琶湖固有種模したフィギュア人気 彦根のメーカー企画・製造

 滋賀県彦根市の食卓用品メーカーが販売する、琵琶湖固有の魚や鳥などを模したフィギュアが、静かな人気を集めている。ビワコオオナマズやビワマス、カイツブリなどが10センチ前後の透明樹脂で精巧に作られており、旅の記念や父親へのプレゼントとして買い求める人が増えている。

 フィギュアを製造販売しているのは「キントー」(彦根市小泉町)。海外で生産した食器などを関東中心に販売しているが、「滋賀の企業として、何か地元に貢献できないか」と考え、滋賀らしいフィギュアの製作を企画した。
 「ビワコ・コレクション」と題し、今年4月から県内の書店や道の駅、県立琵琶湖博物館などで販売しているのは22種類。デスクトップ型と、ガラス球の水の中に入っているタイプがあり、価格は1000円前後。オルゴールを内蔵した彦根城もある。
 同社は売り上げの一部を、淡海環境保全財団に寄付しており、「滋賀は、食品以外の特産品やお土産が少ない。フィギュアをきっかけに、滋賀を知ってもらい、琵琶湖の環境について考えてもらえれば」としている。

+Yahoo!ニュース-滋賀-京都新聞

Posted by jun at 2006年12月30日 10:06 in その他のニュース

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