2006年12月27日

残留農薬:ヤマトシジミから基準の7倍 県「健康に影響ない」/鳥取

 県は25日、湯梨浜町・東郷池産のヤマトシジミから、改正食品衛生法の残留基準値を超える除草剤「クミルロン」を検出したと発表した。食べても健康に影響はないが、県は東郷湖漁協に出荷自粛を要請。JA鳥取中央にも今後同剤を使用しないよう要請した。

 11月に島根県の宍道湖のシジミから農薬が検出されたことを受けて県が検査。東郷池西側など2カ所で、残留基準値の7倍を超える値を示した。県は「健康に影響ない。市場に出回るシジミは回収しない」としている。
 県は「クミルロンの残留基準値は、米が0・1ppmなのに、シジミは基準値が定められておらず、魚介類として一律の0・01ppmになっている」として、シジミの基準値を個別に設定するよう厚生労働省に要請する方針。【山下貴史】 12月26日朝刊

+Yahoo!ニュース-鳥取-毎日新聞

Posted by jun at 2006年12月27日 13:09 in 内水面行政関連

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