2006年03月15日

レジャー条例:県議会常任委、改正案可決 従来型エンジン、県方針認め延長に/滋賀

 ◇従来型エンジン禁止猶予期間、県の方針認め延長に
 県議会環境・農水常任委(吉田清一委員長)は14日、県提出の琵琶湖のレジャー利用適正化条例(レジャー条例)改正案を可決した。外来魚の再放流(リリース)禁止区域やプレジャーボートの航行禁止区域を拡大する一方、従来型2サイクルエンジンの扱いについては条件付きで11年3月末まで使用禁止の適用猶予期間を延長する県の方針を認めた形。議論の中で実効ある水上バイク規制を求める声が相次ぎ、県や県警に取り締まり強化を求める付帯決議案を可決した。【森田真潮】

 プレジャーボートの従来型2サイクルエンジンは水質に与える影響が大きいとして、現行条例は今年4月(既存艇は08年4月)から使用禁止としている。しかし、4サイクルエンジンなどへの転換が進まず、県が協定を結んだマリーナで保管され転換計画を守るものについては個別認定し、改正案で11年3月まで使用を許す。
 委員会では「罰則が不明確で強制力が働かない。水上バイクを琵琶湖で使うのは問題」(朝倉克己議員)「水上バイクは締め出すという条例の方が良かった」(家森茂樹議員)など、プレジャーボート全般より水上バイクの規制を強化すべきとの意見が続出した。
 3月15日朝刊(毎日新聞)

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Posted by jun at 2006年03月15日 17:38 in 内水面行政関連

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