2003/9/24
巨大イカの死因は海軍の演習!?

 
先週、ノーザン・スペインの海岸に巨大イカの死骸が2体流れ着き、その死因が問題となっている事件で、死因はスペイン海軍が使用したショックウェーブにあると指摘された。軍は現在そのミステリー海獣の死に関し非難されている。

 巷では巨大地震をはじめとした自然災害の前兆として深海生物が突然死したとウワサされ、また昨年、希少海洋生物が浜に打ち上げられたとき海洋学者は地球温暖化を指摘している。しかし海洋保護団体CEPESMAのルイ・ラリアは今回の死因に関し「これは自然死ではないし、プレステージ(一昨年に起こったオイルタンカーのオイル漏れ)も死因ではない」と発表。では何が死因なのかと、原因究明が求められた。
 数日後、CEPESMAは「死因は海軍船テスペリデスの演習にある」は発表した。同軍船に同船した科学者のジョセフ・ジェラルドは「(軍がテスペリデスから行なった)海底を調査するための技術は環境に対し最小のインパクトを持って臨んだが、それでも有害性を持っていた」と述べた。
 打ち上げられたイカの最大個体は、40ft(およそ12m)もあったという。普段の生活圏は水深2000mの深海である。

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