2003/8/20 クラインに発砲した男性逮捕される
8月1〜3日かけてルイジアナ州ルイジアナ・デルタで開催された第33回バスマスター・クラシックの最終日、ゲーリー・クラインがボートで走航中、突然男がショアラインに現れ、クラインのボート上空に向けてショットガンを発砲したのは意外と有名な話。70ヤード離れた距離から発砲してきたという。このときボートにはテレビのカメラクルーが同船していたが、2名に怪我はなくこの場を切り抜けた。 これはクラインがとあるエリアに向かう途中の話で、帰るときには、また同じ場所を通らなければならない。帰るときはゆっくりとそのエリアに差し掛かると、また男が現れ、今度は2人に向かって手を振った。これはチャンスとばかりに、カメラマンはその映像を録画した、という話だ。 クラシックの会場でクラインは「男が逮捕されれば、それなりに刑事裁判を起こす」と語っていたが、14日付けの共同通信によると、犯人が逮捕されたと報じられている。 名前はデイル・シルバーグネイゲル、45歳、ルイジアナ州ベニス在住。逮捕容疑はゲーリー・クラインに向けての銃の発砲だが、実際には加重暴行と無意味な銃器の不法発砲の2件で起訴されるという。シルバーグネイゲルは地元のモーテルで船長免許を取得するためのクラスを受講中に逮捕された。 地元の保安官は、「多数のキャンプ場オーナーが、細い水路を猛スピードで通り抜けるボーターに腹を立てている。騒音と引き波の問題だ。シルバーグネイゲルも注意信号のつもりで発砲したと主張するだろうが、だったら、道路で騒音を発する連中には銃を撃ってもかまわない、というのは間違っている」と語る。 こういったケースでは、ボートナンバーを地元警察などに報告するのが常識ある行為である。ただし、クラインが通過した水路は、「no-wake
zone」、いわゆるアイドリング・エリアではなかった。
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