2003/8/4
第33回バスマスター・クラシック
2日め:マイケル・アイコネリがリード


 
初日2位につけたマイケル・アイコネリは、バスマスター・クラシック2日め、ついに首位を獲得。11Lb10ozを持ち込んだ。暫定2位にはデイビー・ハイト(1999年クラシック=ルイジアナ・デルタ大会=優勝)、3位ゲーリー・クライン(クラシック出場回数21回)、4位ハロルド・アレン(クラシック出場回数14回)とベテラン選手が続く。
 
 2日めをリードしたアイコネリは、早朝からボート・トラブルに悩まされた。彼のメイン・エリアであるベニスに向かう途中、突然ボートのようすがおかしくなり、パワーがなくなったという。「15〜20分くらい、だだっ広い池の上に浮いている状態で、クラシックでの出来事がフラッシュバックのように駆けめぐった。ボートのサービスクルーが早く来てくれて修理してくれたけど、それでも40分はロストした。この40分は大きかったよ。私がねらっていたのは、モーニングバイトだったからね」とアイコネリは振り返る。
 「タイムロスがあったから、時間をかけてクオリティーフィッシュを獲るより、数釣りでウエイトを稼ぐ必要があった。今日はジグを使えなかった。明日、ジグでクオリティーフィッシュを釣るのが楽しみだ」と加えた。
 数日前の当サイト「文字ニュース」でベニスへはロングドライブが必要と記したが、ボートランプからベニスへは約2時間かかるといわれている。往復4時間で、釣りが可能な時間は3時間ほどになる。アイコネリの場合、40分のロスがあったため、彼が釣りをした時間はおよそ2時間半程度であった。それでも11Lb10ozをウエイインできたのだから、エリアとしてはグッドサイズのバスの密度が高いのだろう。