2003/8/2
第33回バスマスター・クラシック
初日:マーク・メネンデスがリード


 
8月1日に開幕した第33回バスマスター・クラシック。テネシー出身のマーク・メネンデスは初日、この日のビッグフィッシュである6Lb2ozを含むトータル16Lb10ozをウエイインし、見事トップに躍り出た。
 このビッグフィッシュは早朝、5投めにきたバイトだったという。その後彼は、11尾のキーパーと9尾のノンキーパーを釣り上げた。
 メネンデスは「私が選んだエリアでは12〜13ポンドを獲る予定だったから、今日の結果には満足している」と述べた。また「今日は1度もミスを犯さなかったし、バラしたりもしなかった。いいスタートになったと思うし、あのエリアでは明日から2日間も過ごしたいと思っている。気分がいいし、グルーブも感じている。明日もいいバイトが得られる気がする」と加えた。

 初日の上位に入った多数の選手が、ミシシッピー・リバーがメキシコ湾へ注がれるベニスというエリアに向かった。ここへ向かうにはマリーナから2時間のロングドライブが必要となり、釣りができる時間は実質3時間ほどになる。それでも多くのアングラーが向かうのだから、それだけプロダクティブなのだろう。
 
 暫定2位にはマイケル・アイコネリが入った。ウエイトは15.6ポンドで、メネンデスとは1Lb4ozの差がついている。
 アイコネリは「今日はパワーフィッシングに没頭した。いろんなベイトを試した」と語り、クランクベイト、ジグ、スピナーベイトなど、あらゆるルアーでベジテーションを攻略したと話した。「プラクティスの際には1時間で12バイトあったが、1つもフックアップすることなく終えた。今日は到着して15分で最初のバイトがあった。その温存したエリアで釣れたことは、本当にエキサイティングだった」と伝えた。この日、彼は30尾キーパーフィッシュを釣り上げたという。
 
 3位にはゲーリー・クラインで13Lb15oz、4位ティム・ホートンで12Lb4oz、5位ハロルド・アレンで11Lb10ozと続いている。大森貴洋さんは46位と出遅れた。
 初日の順位表はこちら