2003/8/2
バスマスター・クラシック
初日のその他のニュース

 
●バスの密度が高く、今大会も多くのアングラーが集結するだろうと予想されるミシシッピー・リバーの最下流部、ベニス・エリアを初日の朝、雷を伴った豪雨が襲った。ここは元々熱帯性のスコールや通り雨が多く、年間を通して家屋をも破壊する台風が通過することでも有名だ。そのため大会中にも多少の降水があるだろうと予測されたが、初日から身の危険を感じるほどの豪雨がアングラーを襲った。Bassmaster.comによると、少なくとも1名はボートを岸に寄せて、雨が去るのを待ったという。
 ジェイ・イエラスは「突然どしゃ降りの雨が襲ってきて、風も強いし雷は真上で鳴っているし、レイクの真ん中で釣りをしていられない状態だった」と告白。そして「だからといって釣りをストップするわけにもいかず、30分ほどは木に囲まれた小さな水路に入って、なんとかしてみたが……」と語った。
 ジェイソン・クインは「スコールからは逃げられたけど、釣りをしていると雷が鳴って、その音の大きさで身体にバイブレーションが起こるほどだった」と述べた。
 またティム・ホートンは豪雨から守られたエリアで釣りをしていたが、「雨が止んだ直後にバイトが集中した。止んで15分の間に3バイトあった」とコメントした。
 
●BASSは世界最大のルアー・アウトドア・ストアーのBass Pro Shopsと提携し、独自の釣り具、Bassmaterブランドの製品を同ストアーを通じて販売することを発表した。クラシック会場内のBass Pro Shopsブースではロッド、リール、ジグ、バズベイト、スピナーベイト、クランクベイトなどが試験販売されている。全米のBass Pro Shopsでの販売は3週間ほど先になるという。

●クラシック開催を目前に控えた7月31日、ウエイイン会場となるスーパードームで開催されているクラシック・アウトドア・ショーのオープニングに、BASSファウンダーのレイ・スコットが登場しファンに賑わせた
。スコットの件については、後日まとめてお伝えする。