2003/7/2
第1回インターナショナル・バス・クラシック in イタリア

 6月6〜7日にかけて、イタリアのボルセナ・レイクを舞台に第1回インターナショナル・バス・クラシックが開催された。主催は当サイト「OVERSEAS」のイタリアン・レポート担当、パオロ・バンニーニで、今大会にはイタリアはもちろん、スペイン、フランス、アメリカ、そして日本からも出場者を募った。
 
 ボルセナ・レイクはイタリア中西部の休火山湖で、ローマ国際空港からおよそ1時間半のところに所在する。ストラクチャーの多くはウィードやパッチなどの水生直物で、ロックパイルやドロップオフなども人気の高いスポットだ。
 レイクの名前は近隣する村、ボルセナなら来ており、レイクは小高い丘の上にあることから、周りの景色を見渡せる。ワイン園やオリーブ園も多く、イタリアを代表するロマンティックな場所だ。また、古城や歴史的建造物は1100年のものもあり、海外からの参戦者は釣りをしながら、その絶景も楽しんだ。
 優勝したパルッチ/カラマイチームは、20ftレンジのワイドフラットエリアで、5inセンコーと4inカットテールをメインに使用した。リグはスプリットショットリグで、スローリトリーブがカギとなった。
 
 主催のバンニーニによると、「ここイタリアで他にはないインターナショナルなイベントを開催したかった。私たちが作ったルールで、ここの組織も加わって。スペインにはカスペ・バス(Caspe Bass)と呼ばれるヨーロッパではもっとも有名なバスの大会があるけど、それとは別にイタリアで開催したかった」という。
 このアイデア自体は長い間温められてきており、マーキュリー・アウトボードがスポンサーになったことで、今年日の目を見ることとなった。
 「今年は、本来みなさんがご存知のクラシック・クオリファイというものはなく、インビテーショナル(招待)によって開催しました。それでもヨーロッパの名のある選手、ヨーロッパでも知られているアメリカ、日本のアングラーも招きました」。
 トーナメントリザルトはバンニーニも執筆するBassmaniaウェブサイトに掲載されている。Japanの文字の横にはKunihitsuackiとあるが、これが誰なのかは現在は不明。バンニーニによると、青木さんというアングラーらしい。
 また、彼によるとJBワールド戦参戦中の吉田秀雄さんにもオファーを入れたらしいが、吉田さんは仕事のため渡伊を断念したそうだ。
 アメリカから参戦したゲーリー・ヤマモトは4位でフィニッシュ。パートナーのカムビーは、当サイト「OVERSEAS」のイタリアンレポート、ボルセナ・レイク編で釣りをしているアングラーだ。
 
 詳細はBassmaniaここから