2002/9/11
Bassmaster Northern Open
第2戦プレビュー


 
1年前、300名を超えるプロアングラーたちがNY州セント・ローレンス・リバーで開催される大会の準備を進めていた。しかし、その本戦初日、2001年9月11日、NY同時多発テロが勃発し、その影響で大会はキャンセルされた。
 9月12〜14日かけて開催されようとしているのは、Bassmaster Northern Open第2戦。開催湖は、昨年キャンセルとなったNY州セント・ローレンス・リバーである。
 このフィールドでは、現在までに12回の大会が開催されているが、その12回目となったのは1999年9月に開催された大会だ。優勝者はケビン・バンダムで、同川で開催された大会の記録である51.4lbをウエイインしている。
 
 今シーズンから導入された新ルールついてもう1度おさらいしておこう。参戦者数が150名から200名(プロ部門)に増加、プロ/アマ形式、それと最終日に進めるのは2日めまでの暫定順位で上位50名のみである。
 
 ノーザン第1戦を2位でフィニッシュしたケン・マッキントッシュは、「この大会ではたくさんのバスが釣り上げられるだろう。気温もクールダウンしはじめ、スモールマウスもシャローに上がり気味だ。ウイニングウエイトは、54lbで1日あたり18lbがいいところだろうという」と述べた。
 セント・ローレンス・リバーのストラテジーには、大きくわけて2つある。川に止まったパターン or ロングランをしてレイク・オンタリオに行くぱたーん。もう1つは、スモールマウス・パターン or ラージマウス・パターンである。
 この場合、高い確率でパターンを組まれるのは、セント・ローレンス・リバーから15マイル先にあるサウザン・アイランドとの合流地点。ロックボトムにウイード、シャローをメインとしたラージマウス・パターンではあるが、レイク・オンタリオはスモールマウスの個体数がもっとも多いといわれるフィールドであり、経験豊富なアングラーであれば、あの広大なレイク・オンタリオを充分にスポットアウトできるだろう。