2002/9/7
FLW Tourチャンピオンシップ
プレビュー1:開催湖(クロス・レイク)について
9月第2週には各地でビッグ・トーナメントが開催されるが、スケールの大きさからいえば、FLW
Tourチャンピオンシップがもっとも注目されるべき大会なのかもしれない。
同大会には、特別ルールとしてBracket Style(勝ち上がり式トーナメント・スタイル)が採用されているほか、開催湖(クロス・レイク)におけるスロット・ルール、前人未踏の2大団体チャンピオンシップ(B.A.S.S.ではClassic)制覇をかけたジェイ・イエラスの猛進撃など、注目したい部分が多数存在する。
プレビュー1では、開催湖のクロス・レイク(Cross Lake)を見てみよう。同湖はルイジアナ州シュレブポートの郊外にあるインパウンドメント(ダム、リザーバー、溜め池など水を貯蓄している場所)で、8600エイカーの広さを持ち、すり鉢型の形状をしている。FLW
Outdoorsとして、同湖を開催湖として大会を行ったのは、昨年の6月にBFL All-Americanの大会以来だ。
同湖には、メジャー・ストラクチャーとしてグラスベッド、ボートドック、ブラッシュパイル、レイダウン(倒木)などがあるが、残暑が厳しい現在、ディープを選択しに入れることも考えられる。しかし、同湖での最深部はたったの15ft。アベレージが6〜7ftとレイク全体がシャローであることがわかる。
夏場のレギュラー・テクニックとては、ブッシュへのピッチングやフリッピングが多用されるが、ウイードレス効果の高いフローティング・ワームやフロッグ、ラットもプロダクティブらしい。
明日は、ブラケット方式について解説する予定。
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