2002/8/23
Evertstar Northern第3戦2日め
マクガハム、驚異的なウエイトでトップを走る

 初日はほどよい天候の下で開催されたが、2日めの夕方あたりから寒冷前線がサウザン・アイランド付近を通過するという予報が発表された。それによってスタート時点での選手の顔つきには厳しくなった。
 まず第一に、夕方あたりと予報されていても、前線は多少早めに通過する恐れがある。遅めならともかくとしても、早めに通過がはじまれば、オープンウォーターで勝負していた選手にはパターンの見直しも念頭に浮かんでいることだろう。
 さらに、2日め以降はトップ20名にカットされるため、なんとしてもここで生き残らなければならない。どちらにせよ、選手たちは、2日めのスタート時点ですでに厳しい状況に直面していた。
 
 ウエイインがはじまり、会場の観衆は初日に続き再度スティーブン・マクガハムに驚かされることになった。午後から強まった降雨のコンディションになかで、彼は初日のウエイトを上回る20ポンド9オンスのバスをウエイインしたのだった。2日間でトータル40ポンドのバスをウエイインし、ブッチギリ状態にも係わらずマクガハムは、「まだ最終手段をセミファイナルやファイナルに温存している」という。「今日は昨日と違って、リミットを揃えるのに1時間半もかかってしまった(昨日は1時間以内に揃っている)。最初の5尾で20ポンドを超えていたから、私は釣りをストップしてパートナーにスポットを受け渡した。彼も3日めを釣るためにグッドウエイトが必要だからね。2人のウエイトが揃ったところで、私たちはマリーナに戻ってきた。それが12時半くらいだった。あとはブイにボートを結んでウエイインを待っていた(ウエイインは3時から開始される)」と強心臓ぶりを見せた。

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