2002/7/4
Bassmasters Classic 出場選手
ルーキー、フランク・スカリッシュに注目


 
フランク・スカリッシュは、2001-2002年度シーズンからBassmasters Tourに参戦した、いわゆるルーキー選手である。彼はその前年度からB.A.S.S. に本格参戦し、オープンに参戦してたった1年でツアーへと昇格した。しかも、ツアー参戦初年度にBassmasters Classicへのクオリファイされたのだから、超ルーキーといえる存在だろう。

 このようなケースは頻繁に起こることではない。私たちの記憶に新しいところでは、並木敏成さんも超ルーキー選手であった。並木さんは、1996年度からインビテーショナルに参戦、翌年ツアーに昇格すると、その年Classicへのクオリファイを達成した。

 今年度のスカリッシュのツアー成績は、初戦から38位、8位、43位、46位、115位、74位である。B.A.S.S.では2002年度までのツアーで、全6戦中一番成績の悪い1戦を外し、年間5戦のスタンディング・ポイントで年間成績を決定していた。そのため、スカリッシュの第5戦・115位は除外して集計されている。ちなみに彼は年間31位になっている。
 あの強豪が上位に食い込むBassmasters Tour において、初年度から平均的な成績を残しClassicにクオリファイされることは、誰から見ても簡単なことではない。
 
 basswaveではこれからも注目に値する選手を、Bassmaster Classicに向けてピックアップしていくつもりだ。