2002/5/23
ポール・アライアス、Hall of Fameライトライン大会を制する

 5月21日に開催されたHall of Fameトーナメントの第1イベント、4ポンド・テストライン・クラス・トーナメントは、アーカンソー州レイク・ワチータがその舞台となった。ゲームフィッシングの神髄をつく内容で、5月20日までのアーカンソー州レコードである1ポンド14オンスを破ることが、実際の目的だったようだ。
 優勝したのはポール・アライアスで、4ポンド1オンスを釣り上げ、見事大会を制した。

 「とても有意義な一日だった。今日は3尾ウエイインできて、トータルで8ポンド3/4オンスあった。でも、3ポンドほどのバス2尾をランディングのときに逃がしてしまって……」とアライアスは語る。実際、彼は12尾のバスを釣り上げたそうだが、16inがリミットのため、ウエイインできなかったそうだ。
 「実は昨日のプラクティスでライトラインのすごさを知ったんだ。とあるエリアで釣りをしていて、バイトがなかった。タフな大会になるなと思っていた。そのとき使っていたロッドには12ポンドが巻いてあって、練習のつもりで4ポンドのロッドにチェンジしてみた。そうすると、2キャストめでバイトがきて、3パウンダーが釣れた。その後2尾釣れた。だから、今日は『いけるかな』と思っていた」と加えた。彼は1/12ozのハンドタイド・ラバージグに4inワームを使用していた。ウイードのハングオフで釣れたそうだ。
 
 大会としては、最大魚を持ち込んだエイリアスが優勝したが、トータルウエイトのトップを持ち込んだのは、WON BASSを代表して参戦しているバイロン・ヴェルヴィックだった。