2002/5/14
オールド・ヒッコリー・レイクってどんなトコ?

(FLW第5戦初日の結果を先に読みたい人は、スクロールダウンして、下記の「FLW Tour第5戦初日:バン・ダムは9位、古沢勝利さんがアマ部門で1位」をお読みください)。

 FLW Tour第5戦が開催されるのは、テネシー州オールド・ヒッコリー・レイク。同湖では、5月初旬にスポーニングがはじまるという。
 カンバーランド・リバーを堰き止めたダムからなるフィールドで、25000エイカーの広さを誇る。アメリカのフィールドとしては大きな分類に入らないが、縦におよそ86マイルの長さを誇ることから、エリア的には不十分しない。
 同レイクの約80%がカンバーランド・リバーのチャンネルになっている。全体的にはフラットが多く、同フィールドのローアー・エンドには、ボディーウォーターに繋がる多くのクリークが存在する。ストラクチャーの種類も豊富で、多種のウイード、ベジテーション、ドック、リップラップ、ログ、レイダウンがシャローにあり、ディープにはブレイク、ハンプ、チャンネルが備わっている。
 水質はよい方だといえるが、水に関していえば、水位の変動が1日で4〜10インチはあるらしい。
 
 同レイクのミニマム・サイズ・リミットは14インチ。このサイズであれば、1日に30〜50尾は釣れるという。しかし、いかにビッグフィッシュを捜し出すかが、1つのカギとなる。
 
 大会事前情報として、今週初頭から雨と風の影響で、一気に気温が低下したという。早朝の気温は5度、昼間は20度を超える急激な気温変化が、バスにどう影響するかが問われた。
 これを同大会参戦者のランディー・ブローキャットは、「このコールドフロントがプリスポーンのバスに当たったら、その景況力は大きい。しかし、今はポストスポーンバスの割合が多いから、気温は問題ではない」と述べた。
 またバーニー・シュルツは、「逆に雨で水がマッディーになったことが影響すると思う。だから、アングラーは少しでもクリアーな水質の場所を探すだろうし、エリアがバッティングすることもありえる」と答えている。