2002/4/25
B.A.S.S.イースタン・オープン第4戦
ポトマック・リバー・プレビュー


 4月25〜27日の3日間にかけて開催されるB.A.S.S.イースタン・オープン第4戦。この大会を持って、2001ー2002シーズンにおけるイースタン戦は、すべて終了する。それにともない、その時点でポイント・スタンディングによる同シーズン・Bassmasster Classicへのクオリファイ選手が決定されることもあり、いつも以上に緊迫して大会になることだろう。
 B.A.S.S.は、1989年にはじめてポトマック・リバーで大会を開催して以来、毎年同フィールドで大会を開いてきた。それには、このフィールドのポテンシャルの高さが参戦選手に好まれているからだろう。タイドの影響もあるが、それ以前にビッグウエイトが飛び出す期待感があるため、選手たちは自身のフェイバリット・エリアからビッグバスを捜し出すのだ。
 第4戦での注目点は、現在年間ポイント成績トップのクリス・デイビス。彼は2000年に開催されたClassicウイナー、ウー・デイビスの息子だ。「コールドフロントの影響で水温が急激に低下し、風も強かった。プラではキツい結果となったが、本戦では天候が持ち返すらしいので、シャローにバスが上げってくるはず」とデイビスは言う。
 また、年間ポイント2位のダニー・ホワイトは、「80%のバスがプリスポーン状態で、その内のいくつかはベッドにいることだろう」とビッグウエイトのチャンスを語った。実際に、昨年同フィールドで開催された大会の優勝ウエイトは64ポンド(1尾あたり約2kg)。しかし、デイビスもホワイトも、今年はそれほどウエイトは伸びないのでは……と予測している。