2002/4/13
Bassmaster Tour第5戦3日め

 最終日を明日に控え、Bassmaster Tour第5戦はさらに混戦模様となりはじめた。3日め終了時点で1位に立ったのは、昨日2位だったケリー・ジョーダン。「バスがどこにいるのか掴んでるよ。今朝は2時間プライマリーエリアで釣りをして、残りはプラに回した。実際バイト数は少ないけど、ハイクオリティーのバスが釣れてくる。このスポットは、プリスポーン、スポーン、ポストスポーンのバスが入り乱れていて、毎日バスが入れかわっている」と最終日もビッグウエイトを叩き出せそうなコメントを残した。
 一方2位に転落したケビン・バン・ダムは、「今日はただクオリティーバイトがなかっただけで、明日は大丈夫だろう。バスがいるエリアを押さえている」と一歩も引かない様子だ。
 またこの日、ウエイイン会場にはビッグサプライズが待っていた。B.A.S.S.のファウンダーであり、元代表であり、元トーナメントの顔であり、現在はトライトン・ボートのスポークスマンであるレイ・スコットが会場に姿をみせたのだ。スコットは現在のMCフィッシュ・フィッシュバーンによってステージに招かれると、「厳しい天気の変動はあるが、みなさんに会えて嬉しい。昔からのアングラーも参戦しているみたいだね。ここはホントにいいフィールドだ」と語った。
 順位としては、4位にゲーリー・ヤマモトが浮上し、8位にラリー・ニクソン、9位(タイ)には大森貴洋さんが入っている。宮崎友輔さんは60位タイ、桐山孝太郎さんは131位でフィニッシュした。
 また、最終日はトップ10名の選手で争われる。