2002/4/1
W.B.S. PRO TEAM TOURNAMENT第2戦
アベレージ2500gの中、
荻野/中村組が7310gでダントツ優勝!


 3月31日、W.B.S.第2戦が霞ヶ浦で開催された。選手たちはプラクティスから思うような結果がえられず、本戦では苦戦が生じるだろうと予測された。大会1週間くらい前には天候のいい日が続いたものの、木曜日あたりから天気が崩れ、本戦スタート時点も雨がパラつく状況。W.B.S.スタッフの予想によると、2500gラインが1つの目安になるというが……。
 結果からいうと、参戦チーム33組の内13組がノーフィッシュを味わうことになった。その中にはベテラン・本山博之も含まれている。この状況下で唯一7尾のリミットメイクに成功したのは、優勝した荻野貴生/中村雅晴チーム!7310gという予想を遙かに上回るウエイトを持ち込んだ。2位に2490gの差をつけての圧勝である。
 この釣果について、「自分でも予想外に釣れて驚いています(笑)。シャローのテキサスリグがメインですが、これに反応しないバスをスピナーベイトで攻略することに気がついたのは試合中です」と荻野は言う。エリアとしては、風裏となる麻生・玉造周辺。岩や瓦が散乱するスポットを重点的に攻めた結果だ。
 2位に入賞を果たしたのは粟島英之/丸山典秀チーム。粟島は、第1戦でも2位に入っている。3位には、昨年度のアングラー・オブ・ザ・イヤーを獲得した狩野敦とパートナーの古鷹秋雄が入賞。また、ビッグフィッシュ賞を獲得したのは、麻生洋樹/草深幸範チーム。この日、“使いたくなかったダウンショットリグ”で獲った唯一のバイトが2,050gのビッグフィッシュに化けた。