2002/10/18
B.A.S.S.インターナショナル・カップ
チームU.S.A.が9対3で勝利


 
突然開催されることが発表され、そして開催にいたったB.A.S.S.インターナショナル・カップは、アメリカ人アングラー6名のチームU.S.A. v.s. 世界から集結したアングラー6名のインターナショナル・チームが、10月16〜17日の日程でアーカンソー州のプライベート・レイクを舞台に激突した。当初、開催湖が公表されていなかった理由には、この湖がプライベート・レイクであることと、大会自体がTV収録向けの、いわゆる“TV用トーナメント”だったからだ。
 大会ルールの詳細も明確にされないままスタートを切った同大会であるが、B.A.S.S.のウェブサイトによると、各選手3尾までキープできるという変則ルール。また初日と2日めのフォーマットは異なる。

 初日のフォーマットは、あらかじめ選定されたマッチアップをもとに2対2の3組が対戦する。チームU.S.A.の2名が同船し、インターナショナルも2名が同船し、2人で5尾のトータル・ウエイトを対戦相手組と争う。ウエイトが重い方が2ポイントを獲得する。
 2日めは、
あらかじめ選定されたマッチアップを基に、1対1の対戦を行う。互いの選手は同船しない。また、3尾のトータル・ウエイトを競う。たとえば、A選手がB選手のウエイトを上回った場合、A選手が1ポイント獲得したこととなり、B選手はゼロ。
 
両日、6ポイントをめぐって釣技され、2日間のトータル・ポイント数で勝敗が決定する。
 
 大会初日は、チームU.S.A.は全組がポイントを獲得し、6−0で2日めに進んだ。2日め(最終日)、インターナショナル・チームは奮起してスペインのライオネル・ボーサ、ジンバブエのジェリー・ユースタ、そしてゲーリー・ヤマモトらがポイントを獲得したが、時はすでに遅し。最終トータル・ポイントが9−3となり、チームU.S.A.の勝利となった。
 
 気になるテレビ放映は、アメリカでは来年の1月4日からはじまる。2回に分けての放送になるらしい。日本国内での放送はいまだ未定。