野本淳
JBII山中湖第5戦(最終戦)インタビュー
basswave:優勝おめでとうございます。
野本淳:やっと勝てました。夏休み期間中は保安区域での釣りが禁止なんですよ。だから、ディープがメインのパターンでやりました。11時半くらいにはリミットが獲れて、それからキッカーフィッシュを獲りに行きました。

basswave:順調に進んだって感じですか?
野本:バスを動きを見失っている選手が多くて、この時期は見失いやすいし、難しいんですよ。でも、スポットからスポットをひとつひとつ押さえていけば、バスが見えてくるんですけど……。バイトは少ないですよね。山中湖全体で、バスが昼くらいからクルージングしはじめるんで、それをタイミングを見計らっていいエリアに入るパターンです。順調といえば、順調に進んだ方ですね。
basswave:昼には何が起こっているんですか?
野本:要因として考えられるのは、風です。風があたる側のウイードエッジ。あとは、タイミングなんでしょうね。プラのときも、ベイトフィッシュがいるのを発見できても、バスはバイトしない感じでした。ボク自身が自信を持っていたのは、ディープのストラクチャーです。9〜10mのボトムストラクチャーに上手くルアーを入れてやるんです。この釣りは、範囲が狭いしわかってやってる人じゃないと見つけ出せないですから、自信はありました。プラでよかったエリアが7ヶ所あって、その中でも第2水中島とか長池の沖、なぎさの沖が本戦でよかった。
basswave:それは全部ディープの単体ストラクチャーですか?
野本:シャローのウイードもありますよ。ウイードのポケットにテキサスリグをフォーリングで食わせるんだけど……。結局手堅くリミットを揃えて入れ換えできたのがよかった。

basswave:ルアーチョイスにも秘訣はありますか?
野本:3.3gのMZ-19を使ったダウンショットリグですね。ワームはマイクロクローラーなんですけど、MZはボトムを感じやすいですから。1/16ozのジグヘッドにアライブシャッド、パワーホッグのテキサスとか。やっぱりピンスポットの釣りでしたから、自信を持てるルアーを使うのが一番でした。

basswave:地元山中湖のJBIIで年間2位になりましたね。
野本:でも、みんなには「当たり前」って思われてますから。山中湖戦は今年からはじまったんですよ。去年はJBII河口湖戦に出ていたんです。去年は一応年間優勝できたんで、「今年も優勝」と思っていたんですけど、無理でした。

basswave:まだ他の大会も残ってますから、ガンバッてください。
野本:他の大会でもいい成績を残したいです。

 野本淳
 2002年
JBII山中湖
全5戦の成績
 第1戦:13位
 第2戦:8位
 第3戦:6位
 第4戦:9位
 第5戦:1位


 

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