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Bassmasters Classic 2002 2日め
ジェイ・イエラスの猛威は衰えず


 初日大きくリードを取ったことで、多数のBassmasters Classic出場アングラーの標的となったジェイ・イエラスであったが、誰も彼をストップさせることができなかった。むしろ、イエラスは、2日間連続釣り勝ったといえる。
 彼は2日めも見事5尾のリミットメイクを達成し、16ポンド9オンスをウエイインした。これは2日めのトップウエイトであり、彼はタフといわれた今年度のClassicで、驚異的なウエイトを2日間連続持ち込んだ。これで彼のトータルウエイトは35.2lbとなり、独走体勢に入った。
 
 また、テネシー州出身のデイビッド・ウォーカーは、16.5lbをウエイインし、昨日の13位から2位へジャンプアップしてみせた。彼の2日間のトータルは25.14lbであるが、ジェイ・イエラスとは9.88lbの差がついている。
 初日2位だったアーロン・マーテンスは11.2lbと若干苦戦を強いられたもののトータルを25.3lbとし、3位で3日めに進む。初日4位だったFederationアングラーのケン・クライストは、22.12lbで4位に、ゲーリー・ヤマモトは22.12lbで5位につけた。

2日めの順位表

 
「今までに、こんなにリードしたまま最終日に進んだことはない」by ジェイ・イエラス
 
 ここで誰もが予測する第32回Bassmasters Classicの優勝争い。優勝賞金20万ドルの争奪をかけて、2日めの上位25名が最終日に望む。
 このままイエラスが優勝するのか?それとも他の選手が奇跡的な逆転劇を生むのか?緊張感深まる最終日が目前に迫ってきた。すべては明日の釣技時間である8時間が勝負のときだ。
 
 「今までに、こんなにリードしたまま最終日に進んだことはない」とイエラスは語るが、彼のパターンはパーフェクトに近いものだった。彼がここまで大きくリードできたファクターにはラージマウスのグッドサイズをリミットに混ぜていたことだ。彼は初日に最大魚をウエイインしているが、2日めにも6.4lbのラージマウスを持ち込んでいる。
 「9ポンドのリードができていることは、素晴らしいことだと思うよ。でも、私が明日バスをキャッチできるという保証はどこにもない。それに、もしダムの放水がなければ、スクーリングバスを1日中釣り続けるパターンで終わってしまう。それも興味ある展開だけどね」と述べている。
 「(これだけリードされているが、優勝への)扉が閉ざされたわけではない。個人的には2位に10ポンドのリードをつけて優勝したい」と現在2位のデイビッド・ウォーカーは語ると、「課題はエリアにある。ただ、試合はまだ終わったわけではないし、ここで止まっていられない。まだこのレイクにはクオリティーフィッシュがたくさんいるからね」と加えた。
 
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