・第7回 JBマスターズ第5戦(河口湖)


トーナメント最終日(2003.6.21.)

今日はトーナメント最終日。
結果から先に書いてしまうと、この日は残念ながらノーフィッシュでのウエイインとなった。
この日は1日中雨という天候で、しかも標高の高い河口湖ということもあって気温も低く、
本格的な秋の到来を感じさせてくれる。
この天候によって水温も低下傾向にあり、思ったほどバスの活性は上がらなかった。
前日の手応えもあって、この日はシャローエリアにあるウイードをメインに攻めた。
エリアは大石とハワイだったが、実はコンディションのいいバスをここで見つけていたのだ。
ねらっていたのはウイードパッチのアウトサイド側のショルダーで、
ここのトップにサスペンドしているバスをねらうという作戦だった。

しかし、天候のせいかバスは口を使ってくれず、
さらにアングラーが多いというプレッシャーもあって大苦戦。
時間がたつにつれて、実はプレッシャーの低いインサイド側がいいことに気づき、
さらにウイードと石などが絡んだスポットにいいバスがいることが分かったが、時すでに遅し。
トーナメント前日に体調を崩すなど、今回の敗因は、まさに自分自身にあったといえるだろう。
次回の最終戦は万全の体調で臨むとともに、
ここで勝利の報告ができるように精一杯頑張るつもりである。

 

トーナメント初日(2003.6.20.)


写真提供:NBC NEWS

今日はトーナメント初日。
プラクティスがまったくできなかったということもあり、やや不安な気持ちもあったが、
釣り慣れている河口湖ということもあって朝からやることは決まっていた。
ところが、やはりいいエリアにはアングラーの数も多く、
自分が考えていたようなイメージでスポットを攻めることができないままだった。
昨日書いたように、この日は朝からシャローにいるコンディションのいいバスをねらったが、
自分のミスもあって思うように魚がキャッチできない状態になってしまった。
結果的にウイード絡みでなんとか1尾をキャッチしたものの、
最後まで修正がきかずに1尾のみのウエイインとなってしまった。
今日に関していえば、予想以上にアングラーが
集中していたことで、
自分のモチベーションまでもが低下してしまったように思う。
はっきりいえば、自滅である。
ただし、今日の釣りで明日やるべきことは見えたと思うので、
悔いのないように最終日に臨むつもりだ。

プラクティス(2003.6.19.)

今回はJBマスターズの第5戦。
第4戦は欠場しているため、年間優勝争いとは離れた位置にいるが、
勝手知ったる河口湖ということでなんとか上位、いや、優勝を飾りたいものだ。
と、気合いも充分に河口湖へとやってきたのだが……。
実は、体調を崩してしまってプラクティスを行なうことができなかった。
多くのアングラーが湖に出ている間、私は病院で点滴を打っていたのである。
とはいえ、今回のトーナメントウォーターは慣れている河口湖であり、
昨年の同時期にワールドシリーズもあったので、やるべきことはわかっている。
話によると、今日は風が強く充分なプラクティスをできなかったアングラーも多いという。
水温は22〜23℃ということなので、いわゆるレイトサマーのシーズンだろう。
この時期は、シャローからディープまで至るところにバスがいるのが特徴だが、
シャローでしっかりエサを食べているバスのコンディションは悪くないはずだ。
明日はぶっつけ本番ということになるが、とにかくシャローをメインにしようと考えている。
コツコツと上位をねらうというより、
グッドサイズのバスだけを追いかけてビッグウエイトを叩き出すつもりだ。