FIELD REPORTの読み方:
● Field Conditionでは、釣行に役立つ“先週から情報提供日までの”天候、水質など、そのフィールドの状況を掲載。
● Catching Rates for This Weekでは、先週の状況と今後1週間の釣果をランク付けしたものを1(悪い)〜5(良い)で表現したもの。
● Fishing Patterns & Reasonsでは、状況と釣り方を詳しく解説。
● Pro’s Tipsは釣行時に役立つ、いわゆる“オススメ”情報を掲載。

2003年12月15日
Navi:林俊雄
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)

 

   

寒い日が続いたが、また過ごしやすい陽気に戻って、バスの活性は安定気味。

● Catching Rates for This Week (1〜5):3
● Fishing Patterns & Reasons
    水のいいエリアと水温が安定しやすいエリア。
● Pro’s Tips
   

先日のW.B.S.の大会でもおわかりのように、北西の風が吹くと、バスのみならず他の魚も沈黙状態になる。そのような日が続いた後の快晴日は一気に活性があがるのがセオリーだ。けれど、やはり水のいいエリア、水に動きがあって水温が他より高いエリアを捜すこと。岩盤やジャガゴをサスペンドミノーやクランクベイトなどのリアクションでバイトを誘うといい。


2003年11月28日
Navi:林俊雄
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)

 

    水温がいまだ10℃を割らない霞ヶ浦。この季節外れの流れがコイヘルペスウィスルやバスの活性に影響している。
● Catching Rates for This Week (1〜5):
● Fishing Patterns & Reasons
    水のいいエリアを捜すこと。
● Pro's Tips
   

水位が多少落ちた気がするが、ほぼ正常水位。これは水が動いていないということ。水が動いてウィルス混じりの水が流れないと、特に牛渡周辺の悪水質と悪臭がなくならない。見ればすぐにわかるほど水質が違う。流入河川はたえず水が動いているので、生命観もある。この状況ではバスはなかなかワーム系にバイトしないので、リアクション系でバイトを誘発したい。スポットは、テトラやジャガゴなどのハードストラクチャー沿いにクランクベイトやシャッドプラグ、スピナーベイトがいいだろう。


2003年11月12日
Navi:林俊雄
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)

 

    コイヘルペスウイルスの影響で、生け簀の多い地域では水質悪化だけでなく、死臭も漂うなど最悪の状態にある。それ以外のエリアでは、平常時通り。水温は15〜17℃。
● Catching Rates for This Week (1〜5):
● Fishing Patterns & Reasons
    本湖は沈黙状態。流入河川では比較的魚類の生命観を感じる。
● Pro's Tips
    釣り方云々の前に、これから霞ヶ浦はどうなっていくのかと不安を感じる。水質が悪いことは、以前からお伝えしたとおり。実際に霞ヶ浦で釣りをするアングラーや意見交換会に出席された人なら、どれだけ多くの人が霞ヶ浦の水質に注目しているかがわかると思う。そんな中で、水質改善がされないまま長い時間が過ぎ、冬になっても植物性プランクトンが多いままでニゴリが取れないし、2、3年前だったら「雨が降れば流れてキレイになるよ」と笑って言ってられたが、今はそんな余裕すらなくなった。それに追い打ちをかけるかのように、ウイルスが発生した。一方で、常に流れのある流入河川ではバスのみならず、その他の魚類も活発的に生息しているようだ。「コイの養殖用生け簀の近くではバスが釣れない」ということはないだろうが、私自身は近寄る気がしない……。一応、生け簀の位置を示した地図をリンクしておきます。参考までに。

2003年10月22日
Navi:林俊雄
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)

 

    水質悪し。水温も低下中で、雨が降ったあとはさらに低下するだろう。ターオーバーの傾向も強い。
● Catching Rates for This Week (1〜5):2
● Fishing Patterns & Reasons
    とにかく水がキレイなエリアを捜すこと。
● Pro's Tips
    ターンオーバーの影響が強く、水質の悪いエリアではベイトの気配もない。逆にキレイな場所を探せばいいわけだが、そういうところは限られている。流入河川では比較的水質がいいが、攻め方にも課題が残る。超ライトテキサスリグやラバージグをはじめ、河口湖なみのライトリグを多用したい(ただしベイトタックルで使用できる範囲で)。

2003年9月29日
Navi:林俊雄
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)

 

    台風や風の影響で、ニゴリが入っている。水位の変動も激しい。水温は20〜21℃。
● Catching Rates for This Week (1〜5):
● Fishing Patterns & Reasons
    秋のパターンが到来。ブレイク、みお筋、浚渫など変化のあるハードボトムが決め手。
● Pro's Tips
    夏パターンが存在したときは流入河川の釣りがよかったが、今はそれほど爆発力がない。一方で本湖のブレイクにバスが付きはじめている。 基本的にはヘビキャロ、ラバージグをブレイクに沿って転がすメソッドがいい。シャローの釣りでは軽量シンカーのテキサスリグやノーシンカーへの反応がいい。

2003年7月4日
Navi:林俊雄
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)

 

    水温が23〜24℃と夏直前の雰囲気。
● Catching Rates for This Week (1〜5):
● Fishing Patterns & Reasons
    バス以外の魚がいるところは、意外とバスの魚影も濃い。
● Pro's Tips
   

キャットフィッシュが釣れすぎて問題となっているが、ギル、ボラも含め、バス以外の魚がいるところでば、バスの活性も高く、水質もいい。雨や田んぼの農薬が流れ込んだ影響で、今は水質のいいところに魚が寄りやすいので、逆にバスを捜しやすいのかもしれない。流入河川は多少沈黙気味。ルアーはなんでも釣れている。


2003年5月28日
Navi:林俊雄
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)

 

    水温18℃。湖流に気を配ること。
● Catching Rates for This Week (1〜5):4
● Fishing Patterns & Reasons
    強い風になるとパターンが崩れるが、少々の風ならアングラーの味方をしてくれる。ポストかアフターなのか、パターンを絞ってやる方が釣果を上げる。
● Pro's Tips
   

シャローにいけば、サイズは小さいものの数が出る。アフターと回復済みのバスはシャローほど釣果は上がらないが、サイズには期待できる。レンジを素早く見つけられれば、バイトも増える。時期的にクランクベイトへのアタリも増えるだろう。


2003年5月15日
Navi:林俊雄
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)

 

    水温は19〜20℃に上昇。スポーニング真っ最中。
● Catching Rates for This Week (1〜5):4
● Fishing Patterns & Reasons
    プリ、ネスト、アフター、そしてすでにアフターから回復したバスがシャローにいる状態で、3パターンが入り乱れている。
● Pro's Tips
   

どのバスを攻略するのかを考えてスポットを選ばないと、1尾を釣り上げられないまま終わることも。プリならプリと決めて水深50cm〜1mの範囲をねらい、そのようなエリアをいくつか探索する。また、バスだけでなくその他の魚の生命感があるエリアを重点的に廻る。