FIELD REPORTの読み方:
● Field Conditionでは、釣行に役立つ“先週から情報提供日までの”天候、水質など、そのフィールドの状況を掲載。
● Catching Rates for This Weekでは、先週の状況と今後1週間の釣果をランク付けしたものを1(悪い)〜5(良い)で表現したもの。
● Fishing Patterns & Reasonsでは、状況と釣り方を詳しく解説。
● Pro’s Tipsは釣行時に役立つ、いわゆる“オススメ”情報を掲載。


2003年4月1日より施行された滋賀県の条例により、
琵琶湖ではバスとブルーギルのキャッチ&リリースが禁止となっています。
釣行の際は以上の点に充分ご留意ください。

2003年11月7日
Navi:佐藤順一
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)
   

水温はやや高め。ターンオーバーは最終段階。

● Catching Rates for This Week (1〜5):3
● Fishing Patterns & Reasons
    キモはハードボトムとウイードの残り。
● Pro’s Tips
   

数釣りは真剣にやれば大漁なのだが、ガイドではやっていない。やっているのは、ウイードベッドが密集する水質がクリアーなエリアで、手返しのいい戦法。南湖では湖東がいい。曇りの日にはトップウォーターへの反応もよく、40cmオーバーもよく釣れている。これのフォローとしてスティック系ソフトベイトのノーシンカーを入れてやれば、またバイトする感じ。また、魚礁やハードストラクチャーにはビッグサイズがステイしている。釣り上げるのは難しく、タイミング次第。


2003年10月30日
Navi:佐藤順一
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)
   

水温15〜18℃。バスにとっては、動きやすい状態!?ターンオーバーの影響は少なくなった。

● Catching Rates for This Week (1〜5):4.8
● Fishing Patterns & Reasons
    ライトリグとヘビーリグを使い分けることで、楽しい釣りができる。中層をトレースするのがポイント。
● Pro's Tips
   

まず最初に、ターンオーバーは落ち着いた感じがする。水質はいまだに悪いが、タフではない。逆に数釣りはホントにいい結果を残している。たとえば堅田、木の浜沖のウイードパッチ。水深3〜5mをスプリットショットリグのドラッギングを使用すると、三桁の釣果も期待できる。ただしサイズは……。デカいのは一般アングラーでは難しいが、浚渫、取水塔などのハードストラクチャーでタイミングが合ったときにバイトがある。ルアーはデカいテキサスリグ、ラバジ、ウイード絡みならマキマキ系でもOK。浚渫を攻略するとき、バスがショルダーの上にステイしているなら、比較的簡単に釣れる。ショルダーの下に落ちた場合は、バイトが急激に少なくなる。


2003年10月22日
Navi:佐藤順一
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)
    ターンオーバーで水がひっくり返っている。
● Catching Rates for This Week (1〜5):3.5
● Fishing Patterns & Reasons
    水質がクリアーは場所を探すこと。曇りの日がベストかも!?
● Pro's Tips
   

長い間寒い日が続いて、ターンボーバーの気配は日々強くなっている。風も強いし、気温も急激に下がって、釣りにくい時期であるのは間違いない。全体的に釣果が伸びないなかで、ホントに少ないスポットではあるが、意外とよく釣れる場所がある。まずは水質がクリアーな場所を捜し出すこと。捜すのに時間はかかるかもしれないが、ターンオーバーなどの影響が出にくいスポットを割り出したい。曇りの日にはトップでも出ているほどだ高活性。また、湖北ではベイトの稚魚が群れる場所がいい。深場の魚礁や浚渫など、ピンスポットでねらえば、それなりに釣れる。


2003年7月25日
Navi:佐藤順一
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)
    梅雨が明けきらず、サマーパターンに移れないバスがいる。ニゴリは収まった。
● Catching Rates for This Week (1〜5):5
● Fishing Patterns & Reasons
    シャローフラットのエッジ、ディープストラクチャーを要チェック
● Pro's Tips
   

サマーパターンに入れば、バスは水温の低いエリア、スポットに移動する。特にグッドサイズのバスは、水温・気温変化に敏感だ。しかし梅雨が明けきっていないため、シャローのアベレージサイズも活性が高い。ディープへと落ちるブレイクやそのフラットエリアのウイード絡みが、絶好のスポットとなっている。また浚渫のブレイクではテキサスリグのフォーリングでグッドサイズが釣れている。昨日はこのパターンで50cmオーバーが3尾釣れ、全体の釣果も上がっている。湖流が耐えず動いているエリアを要チェック。


2003年7月18日
Navi:佐藤順一
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)
    サマーパターンに入ったはずだが、気温が低いため完全にはサマーになっていない。
● Catching Rates for This Week (1〜5):4
● Fishing Patterns & Reasons
    ウイードフラットと沖のストラクチャーを攻略。
● Pro's Tips
   

ウイードフラットではアベレージサイズがよく釣れている。トップウォータープラグへの反応もよい。面白い釣りとしては、水面ギリギリまで伸びたウイードエリアでプラグが使えないとき、フロッグを投げてみよう。サイズアップをねらうなら、沖合いの単体ストラクチャーがいい。どちらも曇りの日がベスト。


2003年7月11日
Navi:佐藤順一
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)
    サマーパターン到来。
● Catching Rates for This Week (1〜5):4
● Fishing Patterns & Reasons
    ハードベイトへの反応が悪い。断然ワームの方が釣れている。
● Pro's Tips
   

湖流のあるエリアや水温の低いエリアにバスが集まりだした。ディープホールに代表される浚渫や沖合いのハードストラクチャーがキモ。バスは、ウイードよりハードストラクチャーに付いていることが多く、またデカい。テキサスリグがベスト。それでもハードベイトで釣りたい人は、朝一番のようなタイミングが合わなければ、難しいかも。


2003年7月4日
Navi:佐藤順一
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)
    水温20度前後と多少下がり気味。大雨の影響でニゴリも。
● Catching Rates for This Week (1〜5):4
● Fishing Patterns & Reasons
    釣果がいい人、悪い人に差が出ている。ニゴリに注意して移動を繰り返す。
● Pro's Tips
   

1ヶ所に止まると釣れないのかというと、そうでもない。水質がよく、ウイードの成長もいいところでは、動かない方が釣れることも多い。ただし全体的に、流して釣る方がベター。以前はトップへの反応もよかったが、今は水面の少しした、またウイードトップがいい。スピナーベイトで流すのがベスト。浚渫のショルダーでテキサスリグでもいいサイズが釣れている。


2003年6月13日
Navi:佐藤順一
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)
    水質は相変わらず悪い状態が続いている。梅雨に入り、時期に相応したパターンを組みたい。
● Catching Rates for This Week (1〜5):4
● Fishing Patterns & Reasons
    水質が悪いところと良いところでは、釣果に差が出る。常に移動を繰り返しながら、広範囲にキャストを繰り返したい。
● Pro's Tips
   

現時点の状況としてトップウォーターの釣りがはじまった。ウイードフラットなエリア、特にウイードの長さに変化のあるエリアが狙いめ。ルアーは大きめのペンシル(ガニッシュ115など)でワンアクションをロングストロークで誘うとベターだ。巨大なバスもトップで釣れている。


2003年5月28日
Navi:佐藤順一
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)
    一時、水質悪化が進んでいたが、落ち着き、元に戻る傾向にある。
● Catching Rates for This Week (1〜5):4.5
● Fishing Patterns & Reasons
    今週も沖の2〜3mライン。フラットエリアにウイードが絡んだスポットがベスト。
● Pro's Tips
   

数釣りを楽しむのであれば、スプリットショットリグなど横の動きを見せるメソッドで、スローに攻略。数よりサイズアップを望むのであれば、スピナーベイト、バイブレーションを使用したい。曇りの日より、晴れの方が断然サイズも釣果もいい。ガイドのときは、40cmオーバーが少なくとも5尾、普通で10尾。その中には50cmアップが1〜2尾混ざっている。


2003年5月22日
Navi:佐藤順一
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)
    多少水温が下がり気味だったが、例年どおりに回復。バスもアフターから回復している様子。
● Catching Rates for This Week (1〜5):5
● Fishing Patterns & Reasons
    沖目の水深2〜3m、ブレイクが隣接したフラットがパターンとなっている。ルアーは横の動きを見せられるものがいい。
● Pro's Tips
   

赤潮、田んぼからの農薬でバス、その他の魚の動き鈍くなっている。バイトも渋い。テキサスリグのマキマキやスプリットショットリグなど、ワームをスローに一定の水深で見せられるものにイイ反応がある。ハードベイトはちょっとキツイ。まだ毎日50cmオーバーが数尾釣れている。


2003年5月9日
Navi:佐藤順一
● Field Condition(時間帯、天候、水質など)
    水温18℃、アフタースポーンに入りたてのバスが出はじめた。
● Catching Rates for This Week (1〜5):5
● Fishing Patterns & Reasons
    産卵直後のバスがブレイクに付きだしている。南湖はプリ、ネストとアフタースポーンのバスが入り交じる状態。2mラインが決め手。
● Pro's Tips
   

スプリットショットリグに4inリングワーム、カラーは地味なものがいいようだ。朝、曇り、雨の日はバイブレーションやスピナーベイトへの反応もよい。ガイドで南湖に出ると毎回50cmオーバーが数尾釣れている。