2週めは、ビッグルアーを持参
普段、“爆釣”という聞き慣れない言葉から隔離されているウチら夫婦は、2週めも釣行することに決めた。だが、今回は、バス用ルアーで勝負することにした(勝負なんていってるが、あまりに低いレベルだ)。
普段使用する機会があまりない、オリザラやCool社のシエスタ、ビッグ・オー、メドウ・マウス、フラポッパーと、数年間バスを釣り上げたことのないルアーを総動員したが、見事、全ルアーでバスをキャッチすることに成功。
ウチの奥さんにいたっては、7年前にワゴンセールで購入して以来“N.I.P.”のままだったザラゴッサまで持ち出していた。以前、当サイト編集後記で書いた“OH砲”もそこそこの釣果を上げた。
先週の釣行時にここの管理釣り場のおにーちゃんから「スレてきたら、ラバージグがいいですよ」と薦められた。ボク的には「スレるって言うても、まだ何週間も先の話やろな」と思っていたが、午前9時くらいになると、すでに太陽がサンサンと降り注ぎ、帰りたくなるほど暑い。バスの反応も急激に落ちた。
バスはディープに落ちていたのだ。しかも、いきなりスローパターンに突入。今までコンスタントに釣れていたのが、10分に1尾、15分に1尾……。隣の人なんか、30分は釣れていない。
「スレたんとちゃうけど……ラバジ出すしか……」と3個だけ持参したラバジを登場させた。「ズルズルッ」とボトムを擦ってやると、ボク1人だけがまた爆釣モードに突入した(これまたエラそうに言えるほどレベルは高くない)。
それを後目に奥さんが、「私にも結んで!」と言ってきた。彼女は釣りはウマイくせにラインを結ぶのがヘタで、毎回結べとウルサイので、いつもスナップを結んでおくのだ。
「スナップにつければエエやん」と言うと、
「ラバージグにスナップはないでしょ」と文句を言いはじめた。
だが、スナップつきでもラバジ効果は抜群だった。フォーリングでもアタるし、リフト&フォール、スイミングでも釣れた。周りの人から、「あの人たち何で釣ってんのやろ?」と見られながらの釣りは、低レベルとはいえ気分がいい(笑)。 |
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フラグラブをスィープの感覚でズル引きしていたウチの奥さんは、ラバジにもそのメソッドを導入。知らなかったが、今回はじめてラバジでバスを釣ったらしい |
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