豪州で発見、道具を使う初の野生魚

 オーストラリアの沖合で目撃された、口に大きなザルガイをくわえたシロクラベラ。貝を岩に打ちつけて殻を割り、中身を食べる習性がある。この写真は2006年にグレートバリアリーフの水深18メートル付近で撮影された。道具を使う野生魚が確認された例は初めてだという。

 撮影者はプロダイバーのスコット・ガードナー氏。タンクのエアーが少なくなり、海面へ上昇していた時、近くで奇妙な破壊音を耳にした。周辺を調べたところ、体長30センチほどのシロクラベラが貝を岩に打ちつけていたという。

 クイーンズランド州ロックハンプトン市のセントラルクイーンズランド大学でサンゴの生態を研究しているアリソン・ジョーンズ氏は、「ガードナー氏から写真を見せられた時は、思わず驚きの声を上げてしまった」と振り返る。

 研究の詳細は、「Coral Reefs」誌オンライン版に6月24日付けで発表された。

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